ストレージ グループまたはデータベースの元のパスへの復元

データベースまたはストレージ グループの元のパスとは、バックアップから取得されたパスを意味します。

元のパスに同じデータベースまたはストレージ グループが存在する場合は、上書きされます(選択したデータベースのプロパティで上書きが許可されている場合)。既存のデータベースまたはストレージ グループのパスを変更することはできません。

復元されるデータベースが元のパスに存在していない場合、そのデータベースの名前をクリックして、バックアップから取得されたデフォルトのパスを変更することができます。Exchange 2010 以降では、トランザクション ログ ファイルのパスも変更することができます。デフォルト設定のいずれかを変更すると同時に、[元のロケーション][カスタム] に切り替わります。[元のロケーション] に戻すと、データベースまたはストレージ グループのカスタマイズされたマッピングが、デフォルトのマッピングに戻ります。

復元した後でデータベースをマウントするには、[復元されたデータベースのマウント][マウント] または [Active Restore によるマウント] を選択します。後者の場合、データベースは Acronis Active Restore テクノロジを使用して復元され、ユーザーは Exchange データベースの復元中でも自分の電子メールにアクセスできます。

Exchange クラスタの元のパスについては、「データの Exchange クラスタへの復元」をご参照ください。