通信設定の構成
Acronis 管理用テンプレートを使用することによって、1 つまたは複数のコンピュータにインストールされた Acronis Backup & Recovery 11.5 コンポーネントに対して、転送するデータを暗号化するかどうかなどの通信設定を構成できます。管理用テンプレートを読み込む手順については、「Acronis 管理用テンプレートを読み込む手順」をご参照ください。
単一のコンピュータに適用する場合、管理用テンプレートはコンピュータ上のすべてのコンポーネントの通信設定を定義します。ドメインまたは組織単位(OU)に適用する場合、そのドメインまたは組織単位内にあるコンピュータ上のすべてのコンポーネントの通信設定を定義します。
通信設定を構成する手順は、次のとおりです。
- [スタート] をクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックして、gpedit.msc と入力します。
- [グループ ポリシー ] コンソールで、[コンピュータの構成] を拡張してから、[管理用テンプレート] を拡張し、次に [Acronis] をクリックします。
- 右側の [Acronis] ペインで、構成する通信オプションをダブルクリックします。管理用テンプレートには、次のオプションが用意されています。
- リモート エージェントのポート
- クライアント暗号化オプション
- サーバー暗号化オプション
- 新しい通信設定を有効にするには、実行している Acronis コンポーネントをすべて再起動します(できれば Windows を再起動します)。再起動が不可能な場合は、必ず次の操作を行ってください。
- Acronis Backup & Recovery 11.5 管理コンソールを実行している場合は、これを閉じて再度起動します。
- Acronis Backup & Recovery 11.5 エージェント for Windows や Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーなどの、他の Acronis コンポーネントが実行中の場合、Windows のサービス スナップインから、対応するサービスを再起動してください。