MD デバイスと論理ボリュームの復元

MD デバイスや、LVM(論理ボリューム マネージャ)によって作成されたボリューム(論理ボリューム)の復元では、対応するボリューム構成が再作成されることが前提となります。

Linux ベースのブータブル メディアでは、ボリューム構成の自動的な再作成を選択できます。

この機能の主な目的は、コンピュータ全体のベアメタル復元です。MD デバイスまたは論理ボリュームの一部がバックアップまたは復元されない場合でも、ソフトウェアによって論理ボリューム全体の構成がバックアップおよび再作成されます。そのため、元のボリューム構成で使用された数以上のディスクが必要になります。

以下のいずれかの場合には、ボリューム構成の自動的な再作成を行わないでください。

これらの場合には、復元の前に、手動でボリューム構成を作成します。この操作を行うには、Linux ベースのブータブル メディアまたは Linux で、mdadm および lvm ユーティリティを使用します。

セクションの内容

自動によるボリューム構成の作成

手動によるボリューム構成の作成