リカバリする MD デバイスの構築(Linux)

Linux でディスク バックアップから既存の MD デバイス(Linux ソフトウェア RAID デバイスとも呼ばれます)へのリカバリを実行する際には、リカバリ時にこのデバイスが構築済みであることを確認してください。

デバイスが構築済みでない場合は、mdadm ユーティリティを使用して構築してください。以下に 2 つの例を示します。

例 1:次のコマンドは、ボリューム /dev/sdb1 と /dev/sdc1 を組み合わせたデバイス /dev/md0 を構築します。

mdadm --assemble /dev/md0 -ayes /dev/sdb1 /sdc1

例 2:次のコマンドは、ディスク /dev/sdb と /dev/sdc を組み合わせたデバイス /dev/md0 を構築します。

mdadm --assemble /dev/md0 -ayes /dev/sdb /dev/sdc

リカバリでコンピュータの再起動が必要な場合(通常、リカバリするボリュームにブート パーティションが含まれている場合)は、次のガイドラインに従ってください。