items

--items=<アイテム>

Microsoft Exchange Server データ アイテム

Microsoft Exchange Server データのバックアップの場合、このパラメータはバックアップまたは復元する Exchange アイテムを指定します。値の形式の詳細については、「Exchange データの指定」を参照してください。

コマンド: backup exchange_database

backup exchange_database コマンドでは、パラメータ値内の各アイテムは、ストレージ グループまたはデータベースの名前です。

このパラメータを指定しない場合、Exchange Server 上のすべてのデータベースがバックアップされます。

コマンド: recover exchange_database

recover exchange_database コマンドでは、パラメータ値内の各アイテムは、ストレージ グループまたはデータベースの名前です。

--target パラメータ値が another_database または recovery_database である場合、--items パラメータには、1 つのデータベースまたはストレージ グループのみを含める必要があります。--target パラメータ値が original または disk である場合、複数のデータベースおよびストレージ グループを --items パラメータに指定できます。

このパラメータを指定しなかった場合、バックアップ内にあるすべてのデータベースが復元されます。

バックアップされたストレージ グループまたはデータベースの名前を調べるには、list content コマンドを使用します。

コマンド: backup exchange_mailbox

backup exchange_mailbox コマンドでは、パラメータ値内の各アイテムは、メールボックスまたはパブリック フォルダへのパスです。パスの末尾がデータベース名になっている場合、指定されたデータベースのすべてのメールボックスまたはパブリック フォルダがバックアップされます。

このパラメータを指定しない場合、Exchange Server のすべてのメールボックスおよびパブリック フォルダがバックアップされます。

コマンド: recover exchange_mailbox

recover exchange_mailbox コマンドでは、パラメータ値内の各アイテムは、メールボックス、パブリック フォルダ、またはサブフォルダへのバックアップ内のパスです。パスの末尾がデータベース名になっている場合、指定されたデータベースのすべてのメールボックスまたはパブリック フォルダが復元されます。

このパラメータを指定しなかった場合、バックアップ内にあるすべてのメールボックスおよびパブリック フォルダが復元されます。

バックアップ内の正確なパスを調べるには、list content コマンドを使用します。

Microsoft SQL Server データ アイテム

Microsoft SQL Server のシングルパス バックアップの場合、このパラメータは復元またはマウントするデータベースやインスタンスを指定します。値の形式の詳細については、「SQL データの指定」を参照してください。

コマンド: recover mssql_database, mount mssql_database

recover mssql_database および mount mssql_database コマンドでは、パラメータ値内の各アイテムは、データベースやインスタンスへのバックアップ内のパスです。このパラメータを指定しなかった場合、コマンドは失敗します。

バックアップ データベースの名前を調べるには、list content コマンドを使用します。

コマンド: umount mssql_database

umount mssql_database コマンドでは、パラメータ値内の各アイテムは、マウントされたデータベースまたはインスタンスへのパスです。このパラメータを指定しなかった場合、SQL server 上でマウントされているすべてのデータベースのマウントが解除されます。