例 6: 業務時間内のバックアップ
次のようなシナリオについて考えてみます。
- サーバーの重要なファイルを毎日バックアップする場合。
- 毎日の最初の完全バックアップを午前 1 時に実行する場合。
- 業務時間中の差分バックアップを午前 8 時~午後 5 時に毎時間実行する場合。
- バックアップ ファイル名に作成日を含める場合。
このシナリオでは、次のように 2 つのバックアップ計画を作成する必要があります。
- 最初のバックアップ計画の作成では、アーカイブ名を ServerFiles([日付])と指定し、[アーカイブ名を使用してバックアップ ファイルに名前を指定する...] チェックボックスをオンにし、バックアップの種類を [完全] にし、毎日午前 1 時にバックアップを実行するようにスケジュールします。
- 2 つ目のバックアップ計画の作成では、最初のバックアップ計画と同じ設定値を使用しますが、バックアップの種類を [差分] にし、次のようにバックアップをスケジュールします。
- タスクの実行: 日単位
- 次の間隔で実行: 1 時間
- 開始時刻: 08:00:00 AM
- 終了時刻: 05:01:00 PM
結果:
- 2011 年 1 月 31 日の完全バックアップは、ServerFiles(1.31.2011).tib に保存されます。
- 2011 年 1 月 31 日の差分バックアップは、ServerFiles(1.31.2011)2.tib から開始され、ServerFiles(1.31.2011)3.tib が続き、ServerFiles(1.31.2011)11.tib まで、10 のファイルに保存されます。
- 翌日 2 月 1 日のバックアップは、完全バックアップの ServerFiles(2.1.2011).tib から開始されます。 差分バックアップは、ServerFiles(2.1.2011)2.tib から開始されます。
「日付変数」も参照してください。