Linux ベースのブータブル メディア
メディア ビルダを使用する際は、次の項目を指定する必要があります。
- (オプション)Linux カーネルのパラメータ。複数のパラメータは、スペースで区切って入力します。
たとえば、メディアを起動するたびにブータブル エージェントのディスプレイ モードを選択できるようにするには、次のように入力します。vga=ask
パラメータの一覧については、「カーネル パラメータ」を参照してください。
- メディアに配置する Acronis ブータブル コンポーネント。
メディアを作成するコンピュータに Acronis Backup & Recovery 11 Universal Restore がインストールされている場合は、Universal Restore が有効になります。
- (オプション)ブート メニューのタイムアウト時間と、タイムアウトしたときに自動的に起動するコンポーネント。
- 設定されていない場合は、オペレーティング システム(存在する場合)または Acronis コンポーネントを起動するかどうかをユーザーが選択するまで、Acronis ローダーは待機します。
- たとえば、10 秒とブータブル エージェントを設定すると、メニューが表示されてから 10 秒後にブータブル エージェントが起動します。これにより、PXE サーバーまたは WDS/RIS から起動するときに、無人のオンサイト操作を実行できます。
- (オプション)リモート ログオン設定。
- エージェントへの接続時にコンソール側で入力するユーザー名とパスワード。これらのフィールドを空白のままにすると、プロンプト ウィンドウに任意の文字を入力するだけで接続できます。
- (オプション)ネットワーク設定。
- コンピュータのネットワーク アダプタに割り当てる TCP/IP 設定です。
- (オプション)ネットワーク ポート。
- ブータブル エージェントが受信接続をリッスンする TCP ポートです。
- 作成するメディアの種類。次の操作を実行できます。
- ハードウェア BIOS で CD、DVD、またはリムーバブル USB フラッシュ ドライブなどのその他のブータブル メディアからの起動が許可されている場合は、そのブータブル メディアの作成。
- 後で空のディスクに書き込むための、ブータブル ディスクの ISO イメージの作成。
- Acronis PXE サーバーへの選択したコンポーネントのアップロード。
- WDS/RIS への選択したコンポーネントのアップロード。
- (オプション)Acronis Universal Restore で使用する Windows ドライバ。このウィンドウは、Acronis Universal Restore アドオンがインストールされていて、PXE または WDS/RIS 以外のメディアが選択された場合のみ表示されます。
- メディア ISO ファイルのパスか、PXE や WDS/RIS の名前または IP とログイン情報。