テープベースの格納域は、それぞれ、1 つのテープ デバイスの 1 つ以上のドライブ、および 1 つのテープ プールと関連付けられています。
複数の格納域が必要な理由
複数の格納域を作成する必要がある最も一般的な状況は、以下の 2 つです。
いずれの場合でも、各テープセットに対して個別のカスタム プールを作成し、そのプールに個別の格納域を関連付けます。
個人用テープベース格納域
コンピュータを直接接続されているテープ デバイスにバックアップする前に、個人用格納域を作成できます。作成しない場合は、Acronis プールに関連付けられた個人用格納域が自動的に作成されます。
複数の個人用格納域を作成すると、バックアップが保存されたテープは、格納域の設定で指定されたそれぞれのプールに配置されます。しかし、それぞれの格納域には、すべての格納域に配置されたすべてのバックアップが表示されます。
個人用格納域を作成するには
管理対象の集中管理用テープ ベース格納域
コンピュータを、ストレージ ノードに接続されているテープ デバイスにバックアップするには、テープ デバイス上に集中管理格納域を作成する必要があります。
集中管理格納域を作成するには
ヒント: 複数のコンピュータを、複数のドライブを備えたテープ ライブラリにバックアップする場合、格納域をライブラリ全体に関連付けます。これにより、各コンピュータを異なるドライブを経由して同時にバックアップすることができます。1 つの格納域またはドライブが 1 つしかない複数の格納域を関連付けると、バックアップはキューに入れられます。