エクスポート ファイルは .xml ファイルであり、テキスト エディタで編集できます。
ここでは、有用な変更を行う方法について説明します。
エクスポート ファイルでは、<login> タグにはユーザー名が含まれ、<password> タグにはユーザー パスワードが含まれています。
ログイン情報を変更するには、対応するセクションで <login> および <password> タグを変更します。
特に <password> タグの変更に注意してください。暗号化されたパスワードが含まれているタグは、<password encrypted="true">...</password> となります。
暗号化されたパスワードを変更するには
acronis_encrypt UserPassword#1
(UserPassword#1 は 暗号化したいパスワードです)
<password encrypted="true">XXXYYYZZZ888</password>
acronis_encrypt ユーティリティは Acronis Backup & Recovery 11 管理コンソールがインストールされているすべてのコンピュータで使用できます。ユーティリティへのパスは次のとおりです。
バックアップ計画でエージェントのログイン情報が使用されるようにする方法
エクスポート ファイルをインポートまたは配置する前に、目的の <login> タグの値を削除します。これにより、インポート済みまたは配置済み計画で、エージェント サービスのログイン情報が使用されるようになります。
例
バックアップ計画がエージェントのログイン情報で実行されるようにするには、<login> タグ(<plan><options><common_parameters> セクション)を検索します。タグの形式は次のとおりです。
<login>
Administrator
</login>
<password encrypted="true">
XXXYYYZZZ888
</password>
<login> タグの値を削除すると次のようになります。
<login>
</login>
<password encrypted="true">
XXXYYYZZZ888
</password>
直接指定されたアイテムを、直接指定された別のアイテムで置き換える
<plan><targets><inclusions> セクションで、次の手順を実行します。
直接指定されたアイテムを、選択テンプレートで置き換える
<plan><options><specific><inclusion_rules> セクションで、次の手順を実行します。
例
次の例は、直接指定されたアイテムを選択テンプレートで置き換える方法を示しています。
元のセクション:
<specific>
<backup_type>
disks
</backup_type>
<disk_level_options />
<file_level_options />
<inclusion_rules />
<specific>
選択テンプレートを適用した後のセクション:
<specific>
<backup_type>
disks
</backup_type>
<disk_level_options />
<file_level_options />
<inclusion_rules>
<rules_type>
disks
</rules_type>
<rules>
<rule>
[BOOT]
</rule>
<rule>
[SYSTEM]
</rule>
</rules>
</inclusion_rules>
<specific>