システムの復元の開始直後にシステムをオンラインにする Acronis 独自のテクノロジ。システムはバックアップから起動して、コンピュータが使用可能になり、必要なサービスを提供できるようになります。要求された処理に必要なデータが最高の優先度で復元され、それ以外のすべてのデータはバックグラウンドで復元されます。制限事項:
異なるハードウェアまたは仮想コンピュータ上で Windows または Linux の起動を支援する Acronis 独自のテクノロジ。Universal Restore は、ストレージ コントローラ、マザーボード、チップセットなどのオペレーティング システムの起動にとって重要なデバイスの相違に対応します。
次の場合はUniversal Restore を使用できません。
いずれの機能も主に同じコンピュータ上での簡単なデータ復元を目的としているためです。
ブータブル エージェントの改訂版。システム ディスクに常駐し、起動時に [F11] キーを押すと起動するように設定されています。Acronis スタートアップ リカバリ マネージャを使用すると、ブータブル レスキュー ユーティリティを起動するためのブータブル メディアまたはネットワーク接続が不要になります。
Acronis スタートアップ リカバリ マネージャは、モバイル ユーザーにとって特に役に立ちます。障害が発生した場合、ユーザーはコンピュータを再起動し、[Press F11 for Acronis Startup Recovery Manager…] というプロンプトに対して [F11] キーを押して、通常のブータブル メディアと同じ方法でデータ リカバリを実行します。
制限事項: Windows ローダーと GRUB 以外のローダーは、再起動が必要です。
管理対象のコンピュータ内にあるバックアップ アーカイブを保存するための安全なボリューム。利点:
制限事項: Acronis セキュア ゾーンはダイナミック ディスク上に構成できません。
Acronis セキュア ゾーンは、個人用格納域と見なされます。
バックアップ アーカイブのサイズと使用できる復元点の数の最適なバランスを保つことを目的としてよく使用されるバックアップ スキーム。GFS を使用すると、直近の数日間については日単位のバックアップから復元し、直近の数週間については週単位のバックアップから復元し、そして過去の任意の時点については月単位のバックアップから復元することができます。
詳細については、「GFS バックアップ スキーム」をご参照ください。
次のいずれかのカーネルを基にした最小限の Windows システム。
WinPE は一般的に、配置、テスト、診断、およびシステム修復のために OEM および企業によって使用されます。PXE、CD-ROM、USB フラッシュ ドライブ、またはハード ディスクを使用してコンピュータで WinPE を起動できます。WinPE 用 Acronis プラグインを使用して、Acronis Backup & Recovery 11 エージェントをプレインストール環境で実行することができます。
Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for Windows のプレインストール環境版。このプラグインは、ブータブル メディア ビルダを使用して WinPE イメージに追加することができます。結果のブータブル メディアを使用すると、任意の PC 互換コンピュータを起動して、オペレーティング システムを使用せずにほとんどの(ある程度の制限がありますが)直接管理操作を実行することができます。GUI を使用してローカルで、またはコンソールを使用してリモートから操作を設定および制御することができます。
「バックアップ スキーム」をご参照ください。
ユーザーの目的達成のために Acronis Backup & Recovery 11 によって実行されるアクション。例: バックアップ、復元、バックアップのエクスポート、格納域のカタログ作成。アクティビティは、ユーザーまたはソフトウェア自体によって開始されます。タスクを実行すると必ず 1 つ以上のアクティビティが発生します。
ディスク バックアップと同じです。
バックアップが非重複化された格納域に保存された後で、ストレージ ノードによって実行されるアクティビティ。
インデックス付け中に、ストレージ ノードによって次の操作が実行されます。
インデックス付けは、バックアップ処理中にエージェントによって実行される「ソースにおける重複除外」とは反対の「ターゲットにおける重複除外」と考えることができます。ユーザーは、インデックス付けを一時停止および再開することができます。
データのバックアップと復元を実行し、タスク管理やハード ディスクの操作などの他の管理操作をコンピュータ上で実行できるようにするアプリケーション。
バックアップできるデータの種類はエージェントの種類によって異なります。Acronis Backup & Recovery 11 には、ディスクとファイルをバックアップするためのエージェント、および仮想化サーバー上に存在する仮想コンピュータをバックアップするためのエージェントが含まれています。
アーカイブのコピーまたはアーカイブの自己完結部分のコピーを指定した場所に作成する処理。エクスポート処理は、単一アーカイブ、単一バックアップ、または同一アーカイブの選択したバックアップに適用できます。コマンド ライン インターフェイスを使用すれば、格納域全体をエクスポートできます。
バックアップをカタログ作成すると、バックアップの内容がデータ カタログに追加されます。バックアップは作成するとすぐにエージェントによって自動的にカタログ作成されます。ユーザーは、オプションで自動カタログ作成をオフにし、適宜手動で開始することができます。この場合、ストレージ ノードに保存されているバックアップがノードによってカタログ作成されます。
古いバックアップを破棄するため、またはアーカイブが特定のサイズを超えないようにするために、バックアップ アーカイブからバックアップを削除することです。
クリーンアップには、保持ルールをアーカイブに適用する処理で構成されます。保持ルールは、アーカイブを生成するバックアップ計画によって設定されます。保持ルールに違反しているかどうかに応じて、クリーンアップによってバックアップが削除または移動される場合があります。
バックアップを別の場所にコピーします。デフォルトでは、バックアップは、作成後すぐにコピーされます。ユーザーは、コピーの非作業期間を設定することによって、バックアップのコピーを延期することができます。
この機能は、Acronis Backup & Recovery 10 で提供されていたバックアップ保存先の二重化の機能を置き換えて拡張するものです。
Acronis エージェントおよび Acronis Backup & Recovery 11 管理サーバーにリモートまたはローカルでアクセスするためのツールです。
管理者は、コンソールを管理サーバーに接続すると、集中管理されたバックアップ計画を設定したり、他の管理サーバーの機能にアクセスしたりできます。つまり集中管理を実行できます。管理者は、コンソールとエージェントの直接接続を使用すると直接管理を実行できます。
オペレーティング システムのインストールによって一意に識別される物理コンピュータまたは仮想コンピュータ。複数のオペレーティング システムがインストールされたコンピュータ(マルチブート システム)は、複数のコンピュータと見なされます。
企業データの保護に必要となる各種リソースの使用を最適化するためのサーバー。これは、管理対象の格納域を作成することによって達成されます。管理者はストレージ ノードによって次のことを実現できます。
管理者が指定したメンバシップ条件に従って管理サーバーが自動的に追加するコンピュータのグループです。Acronis Backup & Recovery 11 には、次のメンバシップ条件があります。
コンピュータは、コンピュータがグループの条件を満たす限りダイナミック グループ内に残ります。ただし、管理者は例外を指定することで、特定のコンピュータが条件を満たしていてもダイナミック グループから除外することができます。
Windows 2000 以降から提供されている論理ディスク マネージャ(LDM)によって管理されるハード ディスク。LDM を使用すると、ストレージ デバイス上でより柔軟にボリュームを割り当てることができるようになり、フォールト トレランスとパフォーマンスが向上し、ボリューム サイズを大きくすることができます。
ダイナミック ディスクではマスタ ブート レコード(MBR)または GUID パーティション テーブル(GPT)パーティション スタイルを使用できます。MBR または GPT に加えて、各ダイナミック ディスクには LDM がダイナミック ボリュームの設定を保存する隠しデータベースがあります。各ダイナミック ディスクにはディスク グループ内に存在するすべてのダイナミック ボリュームに関する完全な情報が保持され、これによりストレージの信頼性が向上します。このデータベースは、MBR ディスクの最後の 1MB を占有します。GPT ディスク上で、Windows は Microsoft 予約パーティション(MSR)から領域を取得して、専用の LDM メタデータ パーティションを作成します。
ディスク 1: |
MBR |
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LDM データベース
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1MB |
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ディスク 2: |
保護 MBR |
GPT |
Microsoft 予約 パーティション(MSR) |
LDM データベース
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GPT |
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LDM メタデータ パーティション 1MB |
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MBR(ディスク 1)と GPT (ディスク 2)ディスク上に作成されたダイナミック ディスク。
ダイナミック ディスクの詳細については、次の Microsoft サポート技術情報の記事をご参照ください。
Disk Management (Windows XP Professional Resource Kit) http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb457110.aspx
816307 Windows Server 2003 ベースのコンピュータでのダイナミック ディスクの使用に関する推奨事例 http://support.microsoft.com/kb/816307/ja
ダイナミック ディスクまたはより正確にはディスク グループ上にあるボリューム。ダイナミック ボリュームは複数のディスクに分散することができます。ダイナミック ボリュームは通常、次のような目的に応じて設定されます。
Acronis Backup & Recovery 11 によって特定の時間またはイベント時に実行されるアクションのセット。アクションは、人間が判読できないサービス ファイルに記述されます。時間またはイベント(スケジュール)は、保護されたレジストリ キー(Windows)またはファイル システム(Linux)に保存されます。
一般的な設定データを LDM データベースに保存して一括管理できるようにする、複数のダイナミック ディスク。通常、同じコンピュータ内で作成されたすべてのダイナミック ディスクは、同じディスク グループのメンバになります。
LDM または別のディスク管理ツールによって最初のダイナミック ディスクが作成されるとすぐに、ディスク グループ名がレジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\dmio\Boot Info\Primary Disk Group\Name に設定されます。
次に作成またはインポートされるディスクは同じディスク グループに追加されます。少なくとも 1 つのメンバが存在している限り、そのグループは存在します。最後のダイナミック ディスクが切断されるかベーシック ディスクに変換されると、そのグループは使用が中止されますが、その名前は上記のレジストリ キーに保持されます。ダイナミック ディスクが作成または再接続されると、1 つ多い番号を付加した名前のディスク グループが作成されます。
別のコンピュータに移動した場合、ディスク グループは「外部」と見なされ、既存のディスク グループにインポートするまで使用することはできません。インポートによって、ローカル ディスクと外部ディスクの両方の設定データが更新され、1 つのエンティティになります。コンピュータ上にディスク グループが存在していない場合、外部グループはそのままの状態(元の名前)でインポートされます。
ディスク グループの詳細については、次の Microsoft サポート技術情報の記事をご参照ください。
222189 Description of Disk Groups in Windows Disk Management http://support.microsoft.com/kb/222189/ja/
ディスクまたはボリュームのセクタ ベースのコピーをパッケージした形式のバックアップ。通常は、データを含むセクタのみがコピーされます。Acronis Backup & Recovery 11 では、すべてのディスク セクタをそのままコピーするオプションが用意されています。これにより、サポートされていないファイル システムのイメージ作成が可能になります。
データ カタログを使用すると必要なバージョンのデータを簡単に見つけて復元対象として選択することができます。管理対象のコンピュータ上で、ユーザーは、このコンピュータからアクセス可能な任意の格納域内のデータを表示および検索することができます。管理サーバー上で使用可能な集中管理されるカタログには、ストレージ ノードに保存されているすべてのデータが含まれています。
物理的には、データ カタログはカタログ ファイルに保存されます。すべての格納域で、通常は格納域に直接置かれる専用のカタログ ファイルのセットを使用します。テープ ストレージなど、カタログ ファイルのセットを使用できない場合、カタログ ファイルは管理対象のコンピュータまたはストレージ ノードのローカル フォルダに保存されます。さらに、ストレージ ノードは、高速にアクセスできるようにするためにリモート格納域のカタログ ファイルもローカルに保存します。
バックアップは、バックアップ処理を 1 回実行した結果です。物理的には、特定の日時にバックアップされたデータのコピーを含むファイルまたはテープのレコードです。Acronis Backup & Recovery 11 によって作成されたバックアップの拡張子は TIB です。バックアップをエクスポートまたは統合した結果である TIB ファイルもバックアップと呼びます。
バックアップ計画によって作成および管理されるバックアップのセット。1 つのアーカイブに、複数の完全バックアップだけでなく、増分バックアップと差分バックアップも格納できます。同じアーカイブに属するバックアップは、常に同じ場所に保存されます。バックアップ計画にコピーまたはバックアップの複数の場所への移動が含まれている場合は、各場所にあるバックアップが別々のアーカイブを形成します。
バックアップの前後に実行するコマンド、バックアップ ストリームに割り当てるネットワークの最大帯域幅、データ圧縮レベルなどのバックアップ操作の設定パラメータ。バックアップ オプションはバックアップ計画の一部です。
バックアップ スケジュール、保持のルール(オプション)、およびクリーンアップ スケジュールが含まれているバックアップ計画の一部です。たとえば、毎月の末日の午前 10 時に完全バックアップを実行し、日曜日の午後 10 時に増分バックアップを実行します。3 か月経過したバックアップは削除されます。バックアップ操作が完了するたびに削除するバックアップが確認されます。
Acronis Backup & Recovery 11 では、GFS やハノイの塔のような、一般的な最適化バックアップ スキームを使用したり、カスタム バックアップ スキームを作成したり、データを 1 度にバックアップしたりすることが可能です。
特定のコンピュータ上で特定のデータを保護する方法を指定したルールのセット。バックアップ計画では次のものを指定します。
たとえば、バックアップ計画には次の情報を含めることができます。
物理的には、バックアップ計画は管理対象のコンピュータ上で実行されるタスクの集まりです。
バックアップ計画は、コンピュータ上で直接作成するか別のコンピュータからインポートするか(ローカル計画)、管理サーバーからコンピュータに伝達することができます(集中管理用計画)。
特定の日時のデータを復元するためにコンピュータのハード ディスク上に存在するデータのコピーを作成する処理。
バックアップ アーカイブのサイズと使用できる復元点の数の最適なバランスを保つことを目的としてよく使用されるバックアップ スキームです。復元単位が 3 つのレベル(日単位、週単位、月単位)のみの GFS スキームとは異なり、ハノイの塔スキームは、バックアップの世代数が増えるにつれて、復元点間の時間間隔が短くなります。これにより、バックアップ ストレージを非常に効率よく使用することができます。
詳細については、「ハノイの塔バックアップ スキーム」をご参照ください。
管理サーバー上に永続的に存在するコンピュータのグループ。
ビルトイン グループは削除することも、他のグループに移動することも、手動で変更することもできません。ビルトイン グループ内にカスタム グループを作成することはできません。管理サーバーからコンピュータを削除する以外に、ビルトイン グループからコンピュータを削除する方法はありません。
Acronis Backup & Recovery 11 エージェントのほとんどの機能を含むブータブル レスキュー ユーティリティ。ブータブル エージェントは Linux カーネルが基になっています。コンピュータは、ブータブル メディアまたは Acronis PXE サーバーを使用してブータブル エージェントを起動できます。GUI を使用してローカルで、またはコンソールを使用してリモートから操作を設定および制御することができます。
ブータブル メディアまたは WinPE 用 Acronis プラグインがインストールされた Windows プレインストール環境(WinPE)を格納する、物理的なメディア(CD、DVD、USB フラッシュ ドライブ、またはコンピュータによってブート デバイスとしてサポートされるその他のメディア)。Acronis PXE サーバーまたは Windows 展開サービス(WDS)からネットワーク ブートを使用して、前述の環境でコンピュータを起動することも可能です。ブータブル コンポーネントがアップロードされたこれらのサーバーは、ブータブル メディアの一種と考えることもできます。
ブータブル メディアは次の状況で最も多く使用されます。
バックアップからデータを復元できるかどうかを確認する処理です。
ファイル バックアップのベリファイでは、バックアップからダミーの復元先に対してすべてのファイルの復元を疑似的に実行します。ディスク バックアップのベリファイでは、バックアップに保存されているすべてのデータ ブロックのチェックサムを計算します。両方の処理で、リソースを集中的に使用します。
ベリファイの成功は復元の成功の可能性が高いことを示しますが、復元処理に影響するすべての要因を確認するわけではありません。オペレーティング システムをバックアップする場合、ブータブル メディアから予備のハード ディスク ドライブに復元テストを実行した場合にのみ将来の復元が保証されます。
ブータブル メディアを作成するための専用のツール。
直接管理を使用して管理対象のコンピュータ上で作成されるタスク。
直接管理を使用して管理対象のコンピュータ上に作成されたバックアップ計画。
AES(Advanced Encryption Standard)に従って暗号化されたバックアップ アーカイブ。アーカイブの暗号化オプションとパスワードをバックアップ オプションで設定すると、そのアーカイブに属する各バックアップは、エージェントによって暗号化されてから保存先に保存されます。
すべての読み書きが、ストレージ ノードによって透過的に暗号化および暗号化解除される管理対象の格納域。暗号化キーはノードに保存された格納域専用の暗号化キーを使用します。ストレージ メディアが盗まれたり権限のない人物によってアクセスされた場合でも、格納域の内容はストレージ ノードにアクセスしなければ、暗号化解除することはできません。暗号化されたアーカイブの暗号化は、エージェントによって実行されます。
Acronis Backup & Recovery 11 管理サーバーでは、コンピュータにエージェントをインストールせずに、そのコンピュータを仮想ホストからバックアップできる場合、コンピュータは仮想コンピュータと見なされます。このようなコンピュータは、[仮想コンピュータ] セクションに表示されます。エージェントがゲスト システムにインストールされた場合、コンピュータは [エージェントがインストールされているコンピュータ] セクションに表示されます。
バックアップ アーカイブを保存する場所。格納域はローカル ドライブ、ネットワーク上のドライブ、または外部 USB ドライブなどの取り外し可能なメディア上に作成することができます。格納域のサイズまたは格納域内のバックアップの数を制限する設定はありません。クリーンアップを使用して各アーカイブのサイズを制限できますが、格納域に保存するアーカイブの合計サイズはストレージのサイズによってのみ制限されます。
バックアップ用に選択されたすべてのデータを含む、それ自体で完結したバックアップ。完全バックアップからデータを復元する場合は、他のバックアップにアクセスする必要はありません。
企業ネットワーク内のデータ保護を管理する中央のサーバー。Acronis Backup & Recovery 11 管理サーバーは、管理者に次の機能を提供します。
ネットワーク上に複数の管理サーバーがある場合、それらのサーバーは独立して動作し、異なるコンピュータを管理し、異なる集中管理用格納域を使用してアーカイブを保存します。
少なくとも 1 つの Acronis Backup & Recovery 11 エージェントがインストールされている物理コンピュータまたは仮想コンピュータ。
ストレージ ノードによって管理される集中管理用格納域。管理対象の格納域内のアーカイブには次の方法でアクセスできます。
bsp://node_address/vault_name/archive_name/
物理的には、管理対象の格納域は、ネットワーク共有、SAN、NAS、ストレージ ノードのローカル ハード ディスク ドライブ、またはストレージ ノードにローカル接続されたテープ ライブラリに置くことができます。ストレージ ノードは、管理対象の格納域に保存される各アーカイブをクリーンアップおよびベリファイします。管理者は、ストレージ ノードが実行するその他の処理(重複除外、暗号化)を指定することができます。
「バックアップ計画」をご参照ください。
直接管理を使用して作成されたローカルまたはネットワーク上の格納域。個人用格納域が作成されると、管理対象のコンピュータの [格納域] 一覧に個人用格納域へのショートカットが表示されます。複数のコンピュータで、ネットワーク共有などの物理的に同じ場所を個人用格納域として使用できます。
差分バックアップは、前回の完全バックアップに対するデータの変更点を保存します。差分バックアップからデータを復元するには、対応する完全バックアップにアクセスする必要があります。
バックアップされたデータ アイテムの一覧およびバックアップからそれらの項目を復元する方法に関する詳細な指示を含む電子メール メッセージ。
対応するバックアップ オプションが有効になっている場合、バックアップ計画によって最初に正常に実行されたバックアップの後、およびデータ アイテムまたは DRP パラメータの一覧に変更があるたびに、DRP が指定された電子メール アドレスに送信されます。
Acronis Backup & Recovery 11 管理サーバーと呼ばれる集中管理ユニットを使用した Acronis Backup & Recovery 11 インフラストラクチャの管理。集中管理操作には次のものが含まれます。
管理サーバーから管理対象のコンピュータに配置されるバックアップ計画。この計画は、管理サーバー上で元のバックアップ計画を編集する場合にのみ変更できます。
管理サーバーからコンピュータに伝達されるタスク。このタスクは、管理サーバー上で元のタスクまたは集中管理用バックアップ計画を編集する場合にのみ変更できます。
管理サーバーの管理者によって、バックアップ アーカイブのストレージとして機能させるために割り当てられるネットワーク接続された場所。集中管理用格納域は、ストレージ ノードによって管理することも管理対象外にすることもできます。集中管理用格納域に保存されるアーカイブの合計数とサイズは、ストレージのサイズによってのみ制限されます。
管理サーバーの管理者が集中管理用格納域を作成するとすぐに、サーバーに登録されているコンピュータすべてに格納域名と格納域のパスが配布されます。格納域のショートカットは、格納域の一覧に記載されているコンピュータ上に表示されます。ローカルの計画を含むコンピュータに存在するすべてのバックアップ計画で集中管理用格納域を使用することができます。
管理サーバーに登録されていないコンピュータ上では、集中管理用格納域にバックアップする権限を持つユーザーが格納域のフル パスを指定することで、バックアップを実行できます。格納域が管理対象である場合は、格納域に保存される他のアーカイブと同様に、ユーザーのアーカイブがストレージ ノードによって管理されます。
重複して出現する同一情報は一度だけ保存する方法。
Acronis Backup & Recovery 11 では、ストレージ ノードに保存されているバックアップ アーカイブに重複除外テクノロジを適用することができます。これにより、アーカイブによって使用されるストレージ領域、バックアップ トラフィック、およびバックアップ中のネットワークの使用量が最小限に抑えられます。
管理サーバーの管理者が、手動でグループにコンピュータを追加することによって構成するコンピュータのグループ。コンピュータは、管理者がグループまたは管理サーバーからコンピュータを削除するまで静的グループ内に残ります。
前回のバックアップに対するデータの変更点を保存するバックアップ。増分バックアップからデータを復元するには、同じアーカイブの他のバックアップにアクセスする必要があります。
管理対象のコンピュータ上でコンソールとエージェントの直接接続を使用して実行される操作(これに対し、操作が管理サーバー上で構成され、サーバーによって管理対象のコンピュータに伝達されるのが集中管理です)。
直接管理操作には次のものが含まれます。
ブータブル メディアを使用した操作も、直接管理の一種です。
管理対象のコンピュータを管理サーバーに追加する処理。
登録は、コンピュータ上に存在するエージェントとサーバーの間に信頼関係を設定します。登録中に、コンソールは管理サーバーのクライアント証明書を取得してエージェントに渡し、エージェントはそれを使用して接続を試みるクライアントを認証します。これにより、信頼されるプリンシパル(管理サーバー)になりすましてネットワーク攻撃者が偽造した接続を確立することを防止できます。
管理サーバーによって管理されるコンピュータ。コンピュータは、一度に 1 つの管理サーバーに対してのみ登録できます。コンピュータは登録処理を行うと、登録済みになります。
同じアーカイブに属する複数のバックアップを 1 つのバックアップに結合すること。
統合は、手動によってまたはクリーンアップ中にバックアップを削除するときに必要になる場合があります。たとえば、保持ルールのために、完全バックアップが期限切れになり削除する必要があっても、この完全バックアップの次の増分バックアップは保持しなければならない場合があります。この場合、これらのバックアップは 1 つの完全バックアップに結合され、そのバックアップに増分バックアップの日付が付けられます。統合には多くの時間とシステム リソースが必要になることがあるため、保持ルールでは、依存関係のあるバックアップを削除しないオプションが提供されています。この例では、増分バックアップが期限切れになるまで完全バックアップも保持されます。両方のバックアップが期限切れになった時点で、両方とも削除されます。
バックアップされたデータを復元することができる日時。
バックアップ計画によって作成されたバックアップを削除または移動するタイミングと方法を指定するバックアップ計画の一部分。
必要なときに空きテープ プールからテープを取得できるテープ プールです。
この用語には文脈に応じて 2 つの意味があります。