復元元

1. アーカイブの保存先の指定

[データ パス] フィールドにアーカイブの保存先のパスを指定するか、[参照] をクリックし、「バックアップ アーカイブの保存先」の説明に従って目的の場所を選択します。

Acronis Backup & Recovery 11 の アドバンスト エディション では、上記のようにアーカイブの保存先のパスを指定するか、集中管理用データ カタログを使用するかを選択することが可能です。

2. データの選択

バックアップ データは、[データ ビュー] タブまたは [アーカイブ ビュー] タブを使用して選択できます。[データ ビュー] タブには、選択したアーカイブの保存先内におけるすべてのバックアップ データがバージョン(バックアップを作成した日付時刻)ごとに表示されます。[アーカイブ ビュー] タブには、アーカイブごとのバックアップ データが表示されます。

注意: エージェント for ESX(i) またはエージェント for Hyper-V を使用してファイルレベルで復元することはできません。

[データ ビュー] を使用したデータの選択

[データ ビュー] タブとデータ カタログは同じ機能を備えているので、[データ ビュー] タブにおけるデータの選択は、カタログと同じ方法で実行されます。データの選択に関する詳細については、「データ カタログ」をご参照ください。

[アーカイブ ビュー] を使用したデータの選択

  1. 目的のアーカイブを展開して、作成日付時刻に基づいて、連続するバックアップの中の 1 つを選択します。これにより、ディスクのデータの状態を特定の時点に戻すことができます。

    アーカイブの一覧が長すぎる場合、表示するアーカイブの種類を選択して、アーカイブをフィルタリングすることができます。フィルタリングするには、[表示] リストでアーカイブの種類を選択します。

  2. ディスクまたはボリュームのバックアップの場合のみ: [バックアップ内容] のドロップダウン ボックスから表示するデータの種類を選択します。
  3. [バックアップ内容] で、復元が必要な項目のチェックボックスをオンにします。
  4. [OK] をクリックします。

MBR の選択
システム ボリュームを復元する際、通常、次の場合にディスクの MBR を選択します。

MBR の復元が必要になる状況は他にもありますが、上記のような状況が最も一般的です。

MBR をディスク間で復元する場合、Acronis Backup & Recovery 11 はトラック 0 を復元しますが、このことにより復元先ディスクのパーティション テーブルとパーティション レイアウトが影響を受けることはありません。Acronis Backup & Recovery 11 は、復元後に Windows ローダーを自動的に更新するため、MBR が破損していない場合は、Windows システムで MBR とトラック 0 を復元する必要はありません。