バックアップとバックアップ バージョンの削除

このトピックは、ローカルバックアップとネットワークバックアップを対象としています。オンラインバックアップの削除については、「Acronis Cloudからのデータの削除」を参照してください。

不要になったバックアップとバックアップ バージョンを削除する場合は、Acronis True Image 2015 に用意されているツールを使用して削除してください。

Acronis True Image 2015 は、バックアップに関する情報をメタデータ情報データベースに保存します。したがって、不要なバックアップ ファイルを Windows エクスプローラで削除しても、それらのバックアップに関する情報はデータベースからは削除されません。その結果、既に存在していないバックアップに対してもプログラムが処理を実行しようとして、エラーが発生します。

バックアップ全体を削除する手順は、次のとおりです。

[バックアップ] セクションで、[マイバックアップ] リスト内のバックアップを右クリックし、[削除] をクリックします。

バックアップの種類に応じて、このコマンドはロケーションからバックアップを完全に削除したり、バックアップを完全に削除またはバックアップ ボックスのみを削除するかどうかを選択することができます。バックアップ ボックスのみを削除する場合、バックアップ ファイルはそのロケーションに残り、後でバックアップをリストに追加することができます。バックアップを完全に削除した場合、削除を元に戻すことはできません。

バックアップの自動クリーンアップルールを設定するには、次の手順を実行します。

  1. [バックアップ] セクションに移動します。
  2. 次のいずれかを実行します。
  3. [バックアップスキーム] タブで [カスタムスキーム] を選択し、バックアップメソッドを選択します。さらに、[自動クリーンアップをオンにする] をクリックします。
  4. バックアップのクリーンアップルールを設定します。詳細については、「カスタムスキーム」を参照してください。

特定のバックアップ バージョンを削除する手順は、次のとおりです。

  1. ブータブルメディアを使用してコンピュータを起動します。詳細については、「BIOS での起動順の並べ替え」を参照してください。
  2. [復元] セクションで、[バックアップの表示を更新] をクリックします。この操作により、バックアップリストがアップデートされます。目的のバックアップがリストの中にない場合や、バックアップがリムーバブルメディアに保存されている場合は、[バックアップの参照] をクリックし、バックアップのパスを指定します。
  3. バックアップの種類に応じて、[ディスクのバックアップ] タブまたは [ファイルのバックアップ] タブに移動します。
  4. 削除するバックアップバージョンを右クリックし、[削除] をクリックします。ウィンドウが開き、削除されるバックアップバージョンのリストが表示されます。このリストに複数のバックアップバージョンが含まれる場合の理由については、以下を参照してください。
  5. 削除を確定するには、[削除] をクリックします。

Acronis True Imageで複数のバックアップバージョンが削除されることがあります。どうしてですか?

バックアップ バージョンを削除する場合は、削除するバージョンに依存するバージョンが存在する可能性があることに注意してください。この場合、依存するバージョンからのデータ復元は不可能になるため、依存するバージョンも削除されます。

完全バックアップ、増分バックアップ、差分バックアップ」もご覧ください。