データのアーカイブを使用することで、サイズの大きいファイルや使用頻度の低いファイルをAcronis Cloudに移行できます。この方法を実行するたびに、選択したフォルダ内のデータが解析されて、Acronis Cloudへのアップロード対象となる推奨のファイルが示されます。アーカイブするファイルやフォルダを選択できます。アップロードが完了すると、ローカルストレージに保存されているファイルは削除されます。アーカイブしたファイルを後で開いたり変更する場合は、ファイルをローカルストレージデバイスにダウンロードしたり、Acronis Cloudでアクセスや管理を実行できます。
データのアーカイブの主な機能は次のとおりです。
通常、最新の大容量ハードドライブの空き領域は、オペレーティングシステムやアプリケーションではなく、写真やドキュメントなどのユーザーデータによって使用されます。大半のデータは必要に応じて使用するので、常にローカルドライブに保存する必要はありません。データのアーカイブによって、よく使用するファイルのために空き領域を解放できます。
Acronis Cloudにファイルをアップロードした後は、Acronis True Image、Acronis True Imageモバイルアプリケーション、およびAcronis Cloudウェブアプリケーションを使用してファイルにアクセスすることができます。これらのアプリケーションは、Windows、Mac OS X、iOSおよびAndroid(タブレットとスマートフォン)のデバイスで利用可能です。
Acronis Cloudに保存したデータは、破損や災害から保護されます。たとえば、ローカルのハードドライブでエラーが発生した場合、ファイルを新しいハードドライブにダウンロードできます。また、データは暗号化の状態で保存されます。他のユーザーにデータにアクセスされないようにすることができます。
Acronis Cloudにファイルをアップロードすると、公開リンクを作成できます。このリンクは、友人とファイルを共有したり、フォーラムやソーシャルネットワークに投稿するときに使用できます。
ファイルの編集とAcronis Cloudへのアップロードを繰り返す場合、Acronis True Imageではそれぞれのファイルバージョンでの変更がすべて保持されます。前のバージョンのファイルを選択して、デバイスにダウンロードすることが可能です。