ランサムウェア(特定のファイルまたはシステム全体へのアクセスをブロックし、ブロック解除と引き換えに身代金を要求する悪意のあるソフトウェア)からデータを保護する技術です。このテクノロジはヒューリスティックな方法に基づき、コンピュータ上のプロセスをリアルタイムモードで監視し、コンピュータのデータを暗号化する試みが発生するとユーザーにそれを通知しますファイルが暗号化された場合、一時コピーまたはバックアップからそれらを復元できます。
ローカルおよびクラウドの両方のアーカイブを格納する仮想ドライブ。このドライブにはFile Explorerの [お気に入り] からアクセスでき、アーカイブファイルを読み取り専用モードで利用できます。
ユーザーはこの技術を使用すると、公証されたファイルがバックアップ後に変更されたかどうか検査できます。Acronis Notaryは、公証対象として選択されたファイルのハッシュコードに基づいてハッシュコードを計算し、ブロックチェーンベースのデータベースにハッシュコードを送信します。ブロックチェーン技術により、ハッシュコードが変更されていないことを保証できます。したがって、データベース内のハッシュコードと検査対象のファイルのハッシュコードを比較することで、ファイルの非改ざん性を簡単に検証できます。
セキュリティで保護されている、ハードディスク上のバックアップ保存用のパーティションです。利点:
制限事項:
1) Acronis Secure Zoneはダイナミック ディスクに作成できません。
2) ブータブルレスキューメディアから、Acronisスタートアップ復元マネージャまたはBartPEを使用してAcronis True Image 2017を開始する場合、復元環境内でAcronis Secure Zoneをバックアップの保存先として使用することはできません。
起動時に F11 キーを押すことでスタンドアロン版の Acronis True Image 2017 を開始できるようにする保護ツールです。Acronisスタートアップリカバリ復元マネージャを使用すると、レスキュー メディアは不要となります。
Acronisスタートアップ復元マネージャは、特にモバイル ユーザーにとって便利です。障害が発生した場合、ユーザーはコンピュータを再起動し、[Press F11 for Acronis Startup Recovery Manager...] というプロンプトが表示されたらF11キーを押して、通常のブータブルメディアと同じ方法でデータの復元を実行します。
制限事項: ダイナミック ディスク上に作成することはできません。LILO や GRUB などのブート ローダーを手動で設定する必要があります。サードパーティ製のローダーを再有効化する必要があります。
アーカイブ操作の結果として作成されるファイル。このファイルには、アーカイブ対象としてユーザーが選択した一連のファイルが圧縮されたものが含まれます。アーカイブはAcronis Cloudまたはローカルストレージ(外付けハードドライブやNASなど)に保存可能で、仮想Acronis Driveでは読み取り専用モードでこれらにアクセスできます。
選択したファイルを圧縮してAcronis Cloudまたはローカルストレージ(外付けハードドライブやNASなど)に移動する操作。この操作の主な目的は、古いファイルや大きなファイルを別のストレージに移動してハードドライブ上のスペースを解放することです。圧縮の後、ファイルは元の場所から削除されて仮想Acronis Driveで読み取り専用モードでアクセス可能になります。
ディスク バックアップと同じです。
オンライン バックアップとは、Acronis Online Backup を使用して作成されるバックアップのことです。オンライン バックアップは Acronis Cloud と呼ばれる特別なストレージに保存され、インターネット経由でアクセスできます。オンライン バックアップの主な利点は、すべてのバックアップがリモートのロケーションに保存されることです。これにより、ユーザーのローカルなストレージに依存せず、すべてのバックアップ データの安全が保証されます。Acronis Cloud の使用を開始するには、サービスに登録する必要があります。
ディスクまたはパーティションのセクタ ベースのコピーをパッケージした形式のバックアップです。通常は、データを含むセクタのみコピーされます。Acronis True Image 2017 では、すべてのディスク セクタをそのままコピーするオプションが用意されています。これにより、サポートされていないファイル システムのイメージ作成が可能になります。
データの同期は、2 つ以上の同期したフォルダでデータが同一になるように保持する処理です。それらのフォルダは、同じコンピュータ上にある場合も、ローカル ネットワークやインターネットで接続された別のコンピュータ上にある場合もあります。同期している一方のフォルダでファイルやサブフォルダを作成、コピー、修正、または削除すると、もう一方の同期フォルダでも同じアクションが自動的に実行されます。逆の方向でも同じルールが適用され、他の同期フォルダで何らかの変更があった場合、同期元のフォルダでも同じ変更が適用されます。
ノンストップ バックアップとは実際には、Acronis ノンストップ バックアップ機能を使用して作成されたディスク/パーティションまたはファイルのバックアップです。これは、1 つの完全バックアップ バージョンと、短い間隔で作成された一連の増分バックアップ バージョンの組み合わせです。ほぼ連続したデータの保護を実現し、必要に応じて任意の復元ポイントにおける以前のデータの状態に復元できます。
ノンストップ プロテクション: 有効にするとノンストップ バックアップが実行される処理です。
単一のバックアップ処理の結果。物理的には、特定の日時にバックアップされたデータのコピーを含む単独または一連のファイルです。Acronis True Image 2017 によって作成されたバックアップ バージョン ファイルの拡張子は TIB です。バックアップ バージョンの統合による TIB ファイルもバックアップ バージョンと呼ばれます。
最初の完全バックアップバージョンと、後続の1つまたは複数の増分または差分バックアップバージョンから構成される、最低2つのバックアップバージョンからなる一連のバックアップバージョンです。バックアップ バージョン チェーンは、次の完全バックアップ バージョン(存在する場合)まで続きます。
データを特定の日時の状態に戻すため、コンピュータのハード ディスクに存在しているデータのコピーを作成する処理。
新しいバックアップの作成時にユーザーが設定するルールのセットです。このルールによって、バックアップ処理を制御します。後でバックアップ設定を編集し、バックアップ処理を変更または最適化することができます。
Acronis True Image 2017 のスタンドアロン バージョンを含む物理的なメディア(CD、DVD、USB フラッシュ ドライブ、またはコンピュータの BIOS によってブート デバイスとしてサポートされるその他のメディア)。
ブータブル メディアは次の操作に最もよく使用されます。
特定のバックアップ バージョンからデータを復元できるかどうかを確認する処理です。
何をベリファイするかにより、次のようになります。
モバイルデバイス(スマートフォンやタブレットなど)のファイルを含むバックアップ。Acronis Cloudまたはコンピュータ上のローカルストレージにバックアップを保存できます。
バックアップ対象として選択されたすべてのデータを含む、それ自体で完結するバックアップ バージョン。完全バックアップ バージョンからデータを復元する場合は、他のバックアップ バージョンにアクセスする必要はありません。
ファイルの状態を「記憶」して、この状態が正式であると定義するプロセス。公証を行う際、Acronis Notaryは公証の対象として選択されたファイルのハッシュコードに基づいてハッシュコードを計算し、ブロックチェーンベースのデータベースにハッシュコードを送信します。
Acronis Notaryで公証されたファイル。バックアップの公証対象としてファイルを追加し、そのハッシュコードがブロックチェーンベースのデータベースに送信されると、そのファイルは公証済みになります。
差分バックアップ バージョンには、前回の完全バックアップ バージョンに対するデータの変更点が保存されます。 差分バックアップ バージョンからデータを復元するには、対応する完全バックアップ バージョンにアクセスする必要があります。
前回のバックアップ バージョンに対するデータの変更点が保存されるバックアップ バージョン。増分バックアップ バージョンからデータを復元するには、同じバックアップから他のバックアップ バージョンにアクセスする必要があります。
ファイルの変更のたびに、同期フォルダに作成される特定の状態のファイル。ファイルのバージョンは Acronis Cloud に保存できます。
Acronis Notaryで公証されたファイルを含むバックアップ。
復元とは、壊れたデータをバックアップに保存されている以前の正常な状態に戻す処理のことです。