Acronis Secure Zone

Acronis Secure Zone はバックアップの保存用にコンピューター上に作成できる安全な専用パーティションです。Acronis Secure Zone のファイルシステムは FAT32 です。

Acronis Secure Zone を作成すると、File Explorer では [その他] に表示されます。Acronis Secure Zone には通常のパーティションとしてアクセスできます。

Acronis Secure Zone がパスワードで保護されている場合、バージョンの詳細表示以外の操作にはパスワードの入力が必要です。

Acronis Secure Zone のクリーンアップ

Acronis Secure Zone に新しいバックアップ用の十分な空き領域がない場合は、次のような操作を行うことができます。

バックアップ操作をキャンセルし、Acronis Secure Zone のサイズを大きくして、バックアップを再度実行します。
バックアップ操作をキャンセルし、Acronis Secure Zone 内の一部のバックアップを手動で削除して、バックアップを再度実行します。
後に続くすべての増分バージョンや差分バージョンで同じタイプ（ファイルレベルまたはディスクレベル）の最も古いバックアップを自動的に削除するかどうかを確認します。その後も空き領域の不足が解消しない場合は、Acronis Cyber Protect Home Office に確認を求めるメッセージが表示され、次回の完全バックアップが削除されます。この操作は新しいバックアップ用の空き領域が十分に確保されるまで繰り返されます。以前のバックアップをすべて削除しても十分な空き領域がないと、バックアップはキャンセルされます。

ゾーンオーバーフローを回避するには

スケジュールされたバックアップを選択します。
[オプション] をクリックします。
[詳細] タブで、[エラー処理] セクションを展開します。
[Acronis Secure Zone に十分な空き領域がない場合、最も古いバックアップを削除する] チェックボックスを選択します。
[OK] をクリックします。

詳細については、「エラー処理」を参照してください。

Try モードでは、Acronis Secure Zone を仮のシステム変更用のストレージとして使用できません。Try&Decide セッションを停止すると、Try&Decide データは自動的にクリーンアップされます。

Acronis Cyber Protect Home Office では、Acronis Secure Zone 内のノンストップバックアップバージョンが自動的に削除されることはありません。このようなバージョンは手動でのみ削除することができます。詳細については、「Acronis Nonstop Backup のデータストレージ」を参照してください。