ファイル名ポリシーの設定

Access Connect は、ファイル サーバーと Macintosh クライアントとの間の重要な位置にあるため、Macintosh ユーザーによりワークフローが中断されないように、有効なファイル名およびファイル タイプに関するポリシーを適用できます。Microsoft Explorer、または Unicode ファイル システム API をサポートしていないその他のアプリケーションにおける「不正な」文字が含まれたファイルの保存(作成、名前変更、移動)を試みた Macintosh クライアントを検出して拒否するように Access Connect を設定できます。管理者は、何を許可し、何を不正と見なすかを構成することができます。このリストには、Windows で表示できない文字、デフォルトの Windows フォントで使用できない「末尾のスペース」Unicode 文字、特定の文字、「x」文字より長いファイル名、または特定のファイル拡張子を含めることができます。 ファイル名ポリシーは、サーバー上の既存のファイル、または Windows ファイル共有を使用してコピーされたファイルには影響しません。

設定: ファイル名ポリシーの設定

セクションの内容

ファイル名ポリシーを適用する

ファイル名ポリシー違反レポート

すべてのボリュームへのポリシーの適用

クライアントへのエラー メッセージ次の時間ごとに 1 つに制限する

次の時間間隔で Windows イベント ログにエラーを記録する

エラー時のカスタム メッセージ

許可しない

ファイル名ポリシーを適用する

この設定をオンにすると、Access Connect で設定したファイル名ポリシーを適用できます。

ファイル名ポリシー違反レポート

現在構成されているファイル名ポリシーに違反している既存のファイルとフォルダを一覧表示するレポートは、[生成] ボタンをクリックして作成できます。確認のダイアログ ボックスが表示され、レポートの出力が含まれるフォルダにアクセスできます。このフォルダには、レポート概要テキスト ファイル、およびサーバー上の各 Access Connect ボリュームに関する個別のカンマ区切り概要ファイルが含まれます。これらの CSV ファイルは、スプレッドシート アプリケーションまたはテキスト エディタで表示できます。

すべてのボリュームへのポリシーの適用

ファイル名ポリシーは、グローバルに適用するか、またはボリュームごとに適用できます。グローバルに有効化された機能は、ボリュームごとの設定よりも優先されます。この設定をオンにすると、ファイル名ポリシーがすべての Access Connect ボリュームにわたって適用され、個々のボリューム ポリシー設定よりも優先されます。

クライアントへのエラー メッセージ次の時間ごとに 1 つに制限する

この設定をオンにすると、指定された時間間隔でのエラー メッセージの数がクライアントごとに 1 つに制限されます。この時間間隔は設定できます。

次の時間間隔で Windows イベント ログにエラーを記録する

この設定をオンにした場合、サーバーは指定された時間間隔でエラーを Windows イベント ログに記録します。

エラー時のカスタム メッセージ

標準のファイル名ポリシー エラー メッセージに付加するカスタム メッセージを指定できます。たとえば、「このアクションは、ファイル名に関する会社のポリシーに違反しています。」というメッセージの場合、ユーザーへの送信メッセージに「‘mp3’ 拡張子は許可されていないため、ファイル ‘foo.mp3’ を作成することはできません。このアクションはファイル名に関する会社のポリシーに違反しています。」のようにつなげることができます。

許可しない

このセクションでは、Macintosh ユーザーがファイル サーバーに保存できない文字、ファイル名、および拡張子を設定します。