サービスの検出

Macintosh クライアントは、使用されているオペレーティング システム、および管理者がサーバーを構成した方法に応じて、複数の異なるプロトコルを使用して Access Connect サーバーを検出できます。 適切なチェックボックスをオンにして、サーバーが登録に使用するネットワーク プロトコル(AppleTalk、Bonjour、Zidget/HTTP、または SLP)を選択します。ファイル、印刷、および DFS リソースの検出に使用可能なプロトコルを別々に構成できます。

設定: サービス検出の設定

セクションの内容

サーバー名

AppleTalk

Bonjour

Zidget/HTTP

ポート

マスター サーバー

ロケーション

説明

SLP

サービス接続ポイントの登録

サーバー名

サーバー名は、Macintosh ユーザーがサーバーに接続するときには常にログイン ウィンドウに表示されます。この名前は、Mac OS X の [サーバへ接続] ダイアログ、および以前の Mac OS システムの Chooser、および Macintosh ユーザーがネットワークを参照する場合はネットワーク ブラウザにも表示されます。名前は変更できます。大文字と小文字のテキストを使用します。

AppleTalk

AppleTalk プロトコルは、主に Mac OS 9 の Chooser で使用されます。AppleTalk が選択されている場合、Mac OS 9 ユーザーには、IP アドレスを指定しなくても、ボリュームおよび印刷キューが Chooser に表示され、Mac OS X ユーザーには、[サーバへ接続] ダイアログと [プリンタを追加] ダイアログに表示されます。AppleTalk でサーバーを登録するには、このプロトコルを Windows サーバーにインストールする必要があります。Windows XP、Vista、および Windows 2008 Server には AppleTalk サポートが含まれていません。

Bonjour

Bonjour を使用すると、Mac OS X ユーザーには、[サーバへ接続] ダイアログにボリュームが表示され、[プリント センター] に印刷キューが表示されます。

Zidget/HTTP

Access Connect Zidget は、AppleTalk および Bonjour サービス ディレクトリの代替となるもので、ルータを構成しなくてもサブネット全体で機能します。Zidget は XML over HTTP を使用して、Access Connect サーバー、およびそれらの印刷キューのリストを Access Connect マスター サーバーから取得します。

デフォルトでは、このマスター サーバーの名前は ExtremeZIPServerList です。ExtremeZIPServerList のデフォルト ドメインに DNS エントリがある場合、Macintosh クライアントはそのサーバーにネットワーク上のすべての Access Connect サーバーのリストを要求します。次に、各サーバーにそのデフォルトのゾーンやロケーション、およびホストしている印刷キューを個別に問い合わせます。

Access Connect Zidget は標準の HTML および XML を使用するため、管理者はこのプロトコルを使用して、独自のウェブ インターフェイスも作成できます。この実行方法の詳細については、マニュアルの Zidget セクションを参照してください。

ポート

サーバーおよび Zidget と Print Accounting 間のクライアント サーバー通信に使用するポートを入力します。

注意: [Zidget/HTTP] をオフにしても、Access Connect は依然としてこのポートを使用して、従来の Access Connect の印刷コンポーネントと Print Accounting をサポートします。新しい機能のみが無効になります。

マスター サーバー

Zidget は、ネットワーク上の他の Access Connect サーバーを検出するために、単一のマスター サーバーへの接続をサポートしています。デフォルトでは、ExtremeZIPServerList に設定されています。この設定を保持し、マスター サーバーのホスト名をポイントする DNS の CNAME レコードを作成することをお勧めします。DNS に一覧表示されている任意のサーバー名に変更できます。

ロケーション

このフィールドでは、サーバーのロケーションを指定します。AppleTalk のゾーンに似ていますが、複数レベルの階層を使用できます。ロケーションは、サーバー上の印刷キューのデフォルト ロケーションでもありますが、キューごとに異なるロケーションをキューに割り当てることができます。Zidget は、ロケーションに基づいて AFP サーバーおよび印刷キュー表示をグループ化します。ロケーションの階層(1100 N. Glebe RD, Arlington, Virginia など)を使用する必要がある場合は、ロケーションをコロンで区切って入力します(「Virginia:Arlington:1100 N. Glebe RD」)。

説明

サーバーに関するオプションの説明です。Zidget は、ユーザーがファイル サーバーを選択したときにこの説明を表示します。

SLP

SLP を使用すると、Mac OS 9 ユーザーにはネットワーク ブラウザにボリュームおよび印刷キューが表示されます。Mac OS 9 クライアントがネットワーク ブラウザを使用する場合にファイル サーバーが表示される SLP スコープ(または関連グループ)の名前を入力します。ホスト名(Macintosh クライアントがネットワーク ブラウザを使用する場合に提供されるサーバーの名前)を入力します。

サービス接続ポイントの登録

このオプションを使用すると、Access Connect は Microsoft サービス接続ポイント(SCP)を使用してその存在をパブリッシュできます。このテクノロジは、Active Directory 内の他の Access Connect サーバーを検出して接続するために使用されます。