データ ビューまたはデータ カタログを使用した Exchange データの選択
管理対象のコンピュータの [データ ビュー] タブ、または管理サーバーの [データ カタログ] ビューを使用すると、バージョン(バックアップ日時)ごとのバックアップ済みデータを参照して選択できます。
復元するバックアップ済みデータの選択
カタログ ビューまたはデータ ビューで Exchange データを参照し、復元対象として選択する手順は、ディスクおよびファイルに対する手順とほぼ同じですが、手順 2、4、5 は異なります。
- 次のいずれかを実行します。
- [データ ビュー] タブにアクセスするには、コンソールをコンピュータまたは管理サーバーに接続し、格納域ビューに移動して、目的の格納域をクリックします。
- データ カタログにアクセスするには、コンソールを管理サーバーに接続し、[ナビゲーション] ツリーの [データ カタログ] を選択します。
- [表示] フィールドで、表示する Exchange データの種類を選択します。
- [Exchange インフォメーション ストア]: データベースレベルのバックアップ内のインフォメーション ストア、個々のストレージ グループまたはデータベースを参照および検索する場合。
- [Exchange メールボックス]: データベースレベルのバックアップおよびメールボックスレベルのバックアップの両方の、すべてのメールボックス、パブリック フォルダ、個々のフォルダ、電子メール、予定表のイベント、タスク、連絡先、メモを参照および検索する場合。
- [バックアップされたデータを以下の条件で表示] フィールドで、バックアップ済みデータを表示する対象期間を指定します。
- 次のいずれかを実行します。
- [バージョン] の一覧で、データを戻すリカバリ ポイントを選択します。
- [障害発生時点に復元します](データベース バックアップにのみ使用できます)。データは、Exchange 内に存在している最新のトランザクション ログ ファイルの状態に復元されます。トランザクション ログが、(失われたり、削除されたり、破損したりして)存在しない場合、データはバックアップの作成時点に復元されます。
- バックアップが作成された日付時刻からリカバリ ポイントを選択します。データはその時刻の状態に復元されます。
- [カスタム リカバリ ポイント](データベース バックアップにのみ使用できます)。データを戻す日付時刻を指定します。復元中、最初に、指定した時刻の前に完全バックアップが作成された時刻のデータが復元されてから、トランザクション ログ のバックアップからトランザクション ログ ファイルが適用されます。詳細については、「リカバリ ポイントの選択」をご参照ください。
- 目的のデータを選択し、[復元] をクリックして復元操作のパラメータを設定します。
カタログまたはデータ ビューにデータが表示されない場合の対応方法については、製品ヘルプの「データ カタログ」セクションまたは Acronis Backup Advanced のユーザー ガイドを参照してください。