Active Restore は、Acronis 独自の技術です。データベースの復元が開始されてから数分後に、Microsoft SQL データベースがオンラインになります。これにより、データベースがまだ復元中であっても、ユーザーは自分のデータにアクセスすることができます。そのため、データベースを使用可または読み取り専用の状態に復元する場合に、Active Restore は有用です。
Active Restore は、次のバックアップ ロケーションをサポートしています。
Active Restore を使用するには、[復元方法] の [データの復元] ページでネットワーク共有を有効にします。
復元処理
最初に、各データベースは復元状態になり、ユーザーがアクセスすることはできません。しばらくすると、ユーザーは、データベースに読み取り/書き込みモード、または読み取り専用モードでアクセスできるようになります。どちらのモードかは、復元タスクの設定で指定した状態によります。
詳細:Acronis Active Restore ドライバはユーザー クエリをインターセプトします。クエリの処理に必要なデータが最高の優先度で復元され、それ以外のすべてのデータはバックグラウンドで復元されます。そのためユーザーは、データベースがまだ復元されていなくても、自分のデータにアクセスすることができます。
要求に対する処理が復元と同時に実行されるため、復元オプションで復元の優先度を [低] に設定しても、データベースの処理速度は低下することがあります。データベースのダウンタイムは最小限に抑えられますが、復元の実行時にはパフォーマンスが低下します。