アーカイブを保存する場所を指定し、新しいバックアップ アーカイブの名前を定義します。
1. アーカイブの保存先の選択
コンピュータのアーカイブを保存する場所を選択します。
クラウド ストレージへのバックアップを実行する前に、クラウド バックアップ サービスを申し込み、バックアップするコンピュータでサブスクリプションをアクティブ化する必要があります。
お住まいの地域によっては Acronis Cloud Backup を使用できない場合があります。 詳細については、「https://www.acronis.co.jp/my/cloud-backup/corporate」を参照してください。
FTP 仕様の原文に記載されているように、FTP サーバーにアクセスするのに必要なログイン情報は、ネットワーク上をテキスト形式で転送されます。このことは、ユーザー名とパスワードが、パケットスニファを使用した盗聴者によって傍受される可能性があることを意味します。
フォルダのフル パスを [パス] フィールドに入力します。このフォルダは、集中管理用計画を作成した各コンピュータに事前に作成する必要があります。
Acronis セキュア ゾーンは、集中管理用計画を作成した各コンピュータに事前に作成する必要があります。Acronis セキュア ゾーンの作成方法については、「Acronis セキュア ゾーンの作成」を参照してください。
[参照] をクリックして、スクリプトのパスを指定します。必要に応じて、バックアップ先にアクセスするための資格情報を指定します。
ソフトウェアでは、JScript または VBScript で記述されたスクリプトがサポートされます。バックアップ計画を配置すると、各コンピュータでスクリプトが実行されます。各コンピュータのスクリプト出力はフォルダのパスになります。フォルダは、最初のバックアップ日時までに作成しておく必要があります。
例: 次の JScript スクリプトでは、コンピュータのバックアップ先が \\bkpsrv\<コンピュータ名> の形式で出力されます。
WScript.echo("\\\\bkpsrv\\" + WScript.CreateObject("WScript.Network").ComputerName);
この結果、各コンピュータのバックアップはサーバー bkpsrv 上の同じ名前のフォルダに保存されます。
2. アーカイブの名前付け
各コンピュータのデータは、個別のアーカイブにバックアップされます。
新しいアーカイブに対して共通の名前が生成され、[名前] フィールドに表示されます。名前は [Machine Name]_Archive(N) などになっています。[Machine Name] は(物理または仮想)コンピュータ名の名前で、N は連続番号です。自動的に生成された名前が不適切なときは、別の名前を付けてください。
複数のコンピュータからバックアップするデータを選択する場合、次の変数を使用します。
例: たとえば、SYSTEMBACKUP という名前の集中管理用バックアップ計画を作成し、FINDEPT1、FINDEPT2、FINDEPT3 の 3 台のコンピュータに配置するとします。[名前] フィールドで [Machine Name]_[Plan name]_Archive(N) を指定します。すると、次の 3 つのアーカイブが保存先に作成されます。