deploy vm_agent

エージェントfor VMware(仮想アプライアンス)をvCenter Serverで管理されているESX(i) ホストまたはスタンドアロンESX(i) ホストにデプロイします。

1度に1つのエージェントのみをデプロイできます。--service=ams パラメータは管理サーバーによって実行されるため、必須です。

パラメータ

--vsphere_address=<IP アドレスまたはホスト名>

エージェントのデプロイ先のvSphereを管理するvCenter Server。スタンドアロンESX(i) ホストにエージェントをデプロイする必要がある場合は、このホストを指定します。

このパラメータを指定しなかった場合、コマンドは失敗します。

--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>,encrypted

vCenter ServerまたはスタンドアロンESX(i) ホストの資格情報。

--vmconnection_credentials=<ユーザー名>,<パスワード>,encrypted

エージェントがvCenter Serverまたは ESX(i) ホストへのアクセスに使用する資格情報。「仮想コンピュータのバックアップ」ドキュメント「VMバックアップと復元の権限」セクションで説明されているように、アカウントにはvCenter Server上で必要な権限が必要です。

パラメータが指定されていない場合、エージェントは--vsphere_addressパラメータの後に指定された資格情報を使用します。

--vmhost=<IP アドレスまたはホスト名>

エージェントをデプロイするESX(i) ホスト。指定されていない場合、ホストは自動的に選択されます。

--vsphere_addressパラメータはvCenter Serverを参照する場合にのみ使用されます。スタンドアロンESX(i) ホストを参照する場合、--vmhostパラメータは冗長です。

--vmname=<仮想コンピュータ名>

仮想アプライアンスの名前。指定されていない場合、値はAcronisESXAppliance-[N]になります。ここで、[N] はアプライアンスデプロイ試行の連番になります。

--vmstorage=<データ ストア名>

仮想アプライアンスのロケーション。指定されていない場合、ホストが使用できるデータ ストアのいずれかが自動的に選択されます。

--vmnic={flexible|E1000|vmxnet|vmxnet2|vmxnet3}

仮想アプライアンスのネットワークアダプタのタイプ。指定しない場合は、値は vmxnet3 になります。

--vmnetwork=<ネットワークラベル>

仮想アプライアンスのネットワークアダプタの接続先となるネットワーク。たとえば、次のようになります。--vmnetwork="VM Network"指定されていない場合、使用できるデータ ストアのいずれかが自動的に選択されます。

--mac_address=<MAC アドレス>

仮想アプライアンスのネットワークアダプタのMACアドレス。形式はXX:XX:XX:XX:XX:XXです。たとえば、次のようになります。--mac_address=00:50:56:8c:00:00指定されていない場合、MAC アドレスが生成されます。

仮想アプライアンスのネットワーク設定

このセクションで説明するパラメータのいずれかが指定されていない場合、仮想アプライアンスはネットワークに存在するDHCP サーバーから値を取得します。

--ip_address=<IPアドレス>

IP アドレス。たとえば、次のようになります。--ip_address=10.200.200.10

--subnet_mask=<サブネット マスク>

サブネット マスク。たとえば、次のようになります。--subnet_mask=255.255.255.0

--gateway=<デフォルトゲートウェイ>

デフォルトゲートウェイ。たとえば、次のようになります。--gateway=10.200.200.1

--dns=<DNS サーバー>

DNS サーバーのIPアドレス。たとえば、次のようになります。--dns=10.200.200.101,10.200.200.102

--dns_suffix=<DNSサフィックス>

DNSサフィックス。たとえば、次のようになります。--dns_suffix=mydomain.com

--wins=<WINS サーバー>

WINS サーバーのIPアドレス。たとえば、次のようになります。--wins=10.200.200.111,10.200.200.112

一般的なパラメータ

--log=<フル パス>
--log_format={structured|unstructured}
--progress
{-f|--file_params}=<フル ローカル パス>

リモート管理サーバーへのアクセス

--host=<IP アドレスまたはホスト名>
--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>,encrypted

管理サーバー サービスへのアクセス

--service=ams