用語集

Acronis Active Protection

ランサムウェア(特定のファイルまたはシステム全体へのアクセスをブロックし、ブロック解除と引き換えに身代金を要求する悪意のあるソフトウェア)からデータを保護する技術です。このテクノロジはヒューリスティックな方法に基づき、コンピュータ上のプロセスをリアルタイムモードで監視し、コンピュータのデータを暗号化する試みが発生するとユーザーにそれを通知しますファイルが暗号化された場合、一時コピーまたはバックアップからそれらを復元できます。

オンラインバックアップ

オンライン バックアップとは、Acronis Online Backup を使用して作成されるバックアップのことです。オンライン バックアップは Acronis Cloud と呼ばれる特別なストレージに保存され、インターネット経由でアクセスできます。オンライン バックアップの主な利点は、すべてのバックアップがリモートのロケーションに保存されることです。これにより、ユーザーのローカルなストレージに依存せず、すべてのバックアップ データの安全が保証されます。Acronis Cloud の使用を開始するには、サービスに登録する必要があります。

バックアップ
  1. バックアップ処理と同じです。
  2. バックアップ設定を使用して作成、管理するバックアップ バージョンのセットです。バックアップには、完全バックアップと増分バックアップの両方の方法で作成された複数のバックアップ バージョンが含まれる場合があります。同じバックアップに属するバックアップ バージョンは、通常同じ場所に保存されます。
バックアップ バージョン

単一のバックアップ処理の結果。物理的には、特定の日時にバックアップされたデータのコピーを含む単独または一連のファイルです。Acronis Ransomware Protection によって作成されたバックアップ バージョン ファイルの拡張子は TIB です。バックアップ バージョンの統合による TIB ファイルもバックアップ バージョンと呼ばれます。

バックアップ処理

データを特定の日時の状態に戻すため、コンピュータのハード ディスクに存在しているデータのコピーを作成する処理。

疑わしいプロセス

Acronis Active Protection では、動作のヒューリスティックを使用し、プログラム(プロセス)によって実行されるアクションのチェーンを分析して、悪意のある動作パターンのデータベースにあるイベントのチェーンと比較します。プログラムがランサムウェアと類似した動作をし、ユーザーのファイルを変更しようとする場合、疑わしいプログラムと見なされます。

増分バックアップ
  1. バックアップ内で直近のバックアップ バージョン(すべての種類)が作成されてから変更されたデータを保存するために使用されるバックアップ方法。
  2. 増分バックアップ バージョンを作成するバックアップ処理。
増分バックアップ バージョン

前回のバックアップ バージョンに対するデータの変更点が保存されるバックアップ バージョン。増分バックアップ バージョンからデータを復元するには、同じバックアップから他のバックアップ バージョンにアクセスする必要があります。

復元

復元とは、壊れたデータをバックアップに保存されている以前の正常な状態に戻す処理のことです。