ディスクとボリュームのポリシールール
バックアップするディスクまたはボリュームを選択するときに、保護対象のワークロードのオペレーティングシステムに応じて、次のポリシールールを使用できます。
Windows
[All Volumes]
では、マシン上のすべてのボリュームが選択されます。- ドライブ文字(C:\ など)には、指定されたドライブ文字のボリュームを選択します。
[Fixed Volumes (physical machines)]
では、リムーバブルメディア以外の物理マシンの全ボリュームが選択されます。固定ボリュームには、iSCSI、SCSI、ATAPI、ATA、SSA、SAS、SATAの各デバイスおよびRAIDアレー上のボリュームがあります。[BOOT+SYSTEM]
では、システムおよびブートボリュームが選択されます。これは、オペレーティングシステムをリカバリするための最小限の組み合わせです。[Disk 1]
は、マシンの最初のディスクを選択し、そのディスク上のボリュームすべてを含みます。別のディスクを選択するには、該当する番号を入力します。
Linux
[All Volumes]
では、マシンでマウントされたすべてのボリュームが選択されます。/dev/hda1
は、最初のIDEハードディスクの最初のボリュームを選択します。/dev/sda1
は、最初のSCSIハードディスクの最初のボリュームを選択します。/dev/md1
は、最初のソフトウェア RAIDハードディスクを選択します。- その他のベーシックボリュームを選択するには、
/dev/xdyN
を指定します。- 「x」はディスクの種類に対応します。
- 「y」はディスク番号に対応します(「a」は 1 番目のディスク、「b」は 2 番目のディスクなど)
- 「N」はボリューム番号です。
-
論理ボリュームを選択するには、rootアカウントで
ls /dev/mapper
コマンドを実行した後に表示されるパスを指定します。例:
[root@localhost ~]# ls /dev/mapper/
control vg_1-lv1 vg_1-lv2
この出力は、vg_1ボリュームグループに属するlv1とlv2の2つの論理ボリュームを示しています。これらのボリュームをバックアップするには、次を指定します。
/dev/mapper/vg_1-lv1
/dev/mapper/vg-l-lv2
macOS
[All Volumes]
では、マシンでマウントされたすべてのボリュームが選択されます。[Disk 1]
は、マシンの最初のディスクを選択し、そのディスク上のボリュームすべてを含みます。別のディスクを選択するには、該当する番号を指定します。