登録トークンを使用したワークロードの登録

登録トークンは、12桁の文字列を3つのセグメントに分けて各セグメントをハイフンで区切る形式になっています。登録トークンは、Cyber Protectコンソールにユーザーの資格情報を保存することなく、ユーザーの個人情報をエージェントのプログラムの設定に渡します。これにより、ユーザーは、コンソールにログインすることなく、自分のアカウントでワークロードを登録したり、ワークロードに保護計画を適用したりすることができます。

詳細については、登録トークンの生成を参照してください。

保護計画は、ワークロード登録中には自動的に適用されません。保護計画の適用は別のタスクです。

詳細については、このナレッジベースの記事を参照してください。

登録トークンを使用する場合は、実際のデータセンターのアドレスをそのまま指定する必要があります。これは、Cyber Protectionサービスにログインした後に表示されるURLです。

例えば、https://eu2-cloud.company.comのようになります。

登録トークンを使用してワークロードを登録するには

Windowsの場合

  • コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。

    "%ProgramFiles%\BackupClient\RegisterAgentTool\register_agent.exe" -o register -t cloud -a <service address> --token <registration token>

例:

"C:\Program Files\BackupClient\RegisterAgentTool\register_agent.exe" -o register -t cloud -a https://au1-cloud.company.com --token 3B4C-E967-4FBD

Linuxの場合

  • コマンドラインインターフェイスで以下のコマンドを実行します。

    sudo "/usr/lib/Acronis/RegisterAgentTool/RegisterAgent" -o register -t cloud -a <service address> --token <registration token>

例:

sudo "/usr/lib/Acronis/RegisterAgentTool/RegisterAgent" -o register -t cloud -a https://eu2-cloud.company.com --token 34F6-8C39-4A5C

macOSの場合

macOS 10.14以降を使用している場合、プロテクションエージェントにフルディスクアクセスの権限を付与してください。これを実行するには、[アプリケーション] > [ユーティリティ] に移動して、[Cyber Protectエージェントアシスタント] を実行します。アプリケーションウィンドウの指示に従います。

  • コマンドラインインターフェイスで以下のコマンドを実行します。

    sudo "/Library/Application Support/BackupClient/Acronis/RegisterAgentTool/RegisterAgent" -o register -t cloud -a <service address> --token <registration token>

例:

sudo "/Library/Application Support/BackupClient/Acronis/RegisterAgentTool/RegisterAgent" -o register -t cloud -a https://us5-cloud.company.com --token 9DBF-3DA9-4DAB

仮想アプライアンス

  1. 仮想アプライアンスのコンソールで、CTRL+SHIFT+F2キーでコマンドラインインターフェイスが開きます。

  2. コマンドラインインターフェイスで以下のコマンドを実行します。

    register_agent -o register -t cloud -a <service address> --token <registration token>

    例:

    register_agent -o register -t cloud -a https://eu2-cloud.company.com --token 34F6-8C39-4A5C

  3. Alt+F1キーを押して、アプライアンスのグラフィカルインターフェイスに戻ります。