2025年11月10日(月)  —  Lee Pender

アクロニス、2025 IDC MarketScape for Worldwide Cyber Recovery においてリーダーに選出

Acronis Cyber Protect Cloud
災害復旧機能付き
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アクロニスは、IDC MarketScape: Worldwide Cyber-Recovery 2025 Vendor Assessment(ドキュメント番号 #US52040125、2025 年 10 月) においてリーダーに選出されました。弊社は、この名誉ある認定によって「サイバーセキュリティ、データ保護、エンドポイント管理を単一プラットフォームに統合する包括的なサイバープロテクションソリューションの提供」というアクロニスのコミットメントが裏付けられたと考えています。アクロニスは、同市場における IDC MarketScape 2023 Vendor Assessment でもリーダーに選出されています。

IDC MarketScape におけるベンダーの認定方法

IDC MarketScape の評価フレームワークでは、ベンダーを以下の 2 つの観点から調査しています。

  • 能力: この項目では、ベンダーの能力とサービス内容、および顧客ニーズへの対応力を評価します。IDC により、機能性、ポートフォリオが持つメリット、サービス内容、価格モデル、テクニカルサポート体制などの要素が調査されます。
  • 戦略: この項目では、ベンダーの将来的な戦略が、今後 3〜5 年間にわたって顧客のニーズをどの程度満たす体制にあるかを評価します。IDC により、イノベーションのロードマップ、R&D への投資、製品開発のペース、マーケットにおける差別化戦略、コンサルティングサービスが調査されます。

弊社は、今回の IDC MarketScape 認定により、サイバープロテクションイノベーターとしてのアクロニスの地位が確固たるものになったと考えています。本認定は、アナリストや業界の専門家により授与される数ある栄誉(フロスト&サリバンCanalysDCIGInfo-Tech による各認定など)の中で最新のものとなります。

アクロニスの強み

IDC MarketScape は、アクロニスの以下の強みを高く評価しました。

  • データ保護とセキュリティの統合: アクロニスは、バックアップとリカバリ、エンドポイント保護、脅威対策を単一のコンソールとエージェントに組み込んだネイティブ統合プラットフォームを提供しています。この統合プラットフォームにより、運用がスムーズになり、インシデント対応が迅速化されます。特にランサムウェアのような事案では、こうした迅速な対応が極めて重要です。
  • AI と自動化の統合: アクロニスのサイバーリカバリソリューションは、マルウェア検出、振る舞い分析、バックアップの検証、エンドポイントの異常検知、セキュリティインシデントの解釈などさまざまな領域で AI を活用しています。自動化された AI 主導の対応プレイブックにより、数千台に及ぶエンドポイントにおいても、手動によるトリアージ作業を最小限に抑えることが可能になります。
  • 広範なエコシステムとマルチクラウドサポート: Acronis Cyber Protect Cloud は、主要なパブリッククラウド、一般的なハイパーバイザー、レガシー OS と最新 OS、300 社以上のテクノロジーパートナーをサポートする幅広い統合オプションを備えています。このマルチテナントアーキテクチャは、分散型 IT 環境を持つ MSP や大企業にとって大きなメリットとなります。
  • 運用技術(OT)のレジリエンス: アクロニスは、産業環境に特化したサポートを提供することで差別化を図っています。これにより、ベンダーサポートが終了しているにもかかわらず、産業環境で現在も広く使用されている旧バージョンの PC OS(Windows XP や Linux 2.6.9 など)の保護が可能になります。こちらのサポートではクラウド接続が不要なため、エアギャップ環境に適しています。さらに、IT スキルをほとんどあるいは全く持ち合わせていないオペレーターに最適な簡単操作のワンクリックリカバリも用意されています。

 

Acronis について

Acronis は、2003 年にシンガポールで設立されたスイスの企業で、世界 15ヵ国にオフィスを構え、50ヵ国以上で従業員を雇用しています。Acronis Cyber Protect Cloud は、150の国の26の言語で提供されており、21,000を超えるサービスプロバイダーがこれを使って、750,000 以上の企業を保護しています。