Endpoint Detection and Response(EDR)が必要な理由
サイバー脅威と悪意ある攻撃が拡大し続ける今日、予防措置はもはや100%の保護を保証するものではありません。一部の攻撃は予防レイヤを完全に突破し、ネットワークへの侵入に成功します。従来のソリューションでこのような事態が発生した場合、攻撃者は何日も、何週間も、あるいは何ヵ月も、現在の環境に自由に入り込むことができます。
既存のEDRソリューションは、攻撃者を迅速に発見し排除することで、こうした「サイレント障害」の防止に役立っています。しかし、通常はセキュリティに関する高度な専門知識や高価なSecurity Operation Center(SOC)アナリストが必要とされるため、インシデントの分析に非常に時間がかかる場合があります。
Acronis EDR機能では、このような限界を克服するとともに、気づかなかった攻撃を検知し、攻撃が発生した原因や再発防止策を理解できるようサポートを提供します。その結果、攻撃の調査に費やす時間を短縮することができます。
EDRが必要な理由:
- 完全な可視性:気づかれなかった攻撃についても、何がどのように生じたかを把握できます。また、各攻撃の進展状況は、ステップバイステップで視覚的にマッピングされ(最初の侵入ポイントから、ターゲットデータや流出したデータの参照まで)、インシデントのスコープと影響を迅速に把握することができます。詳細については、サイバーキルチェーンでインシデントを調査する方法を参照してください。
- 調査時間を最小化:インシデントの調査時間を数時間からわずか数分に短縮できます。EDRにより、攻撃の各ステップの説明が分かりやすい言葉で提供されるため、コストのかかる専門家や追加人員の必要性を削減することができます。詳細については、インシデントを調査するを参照してください
- ワークロードの既知の脅威を確認する:マルウェアによる脅威、脆弱性、データ保護に影響を及ぼす可能性のあるその他の種類のグローバルイベントをワークロードから自動的に検索できます。これらの脅威はIOC(Incident of Compromise)と呼ばれ、Cyber Protection Operations Center(CPOC)から受信した脅威データに基づきます。詳細については、ワークロード上の既知の攻撃によるIOC(Indicators of Compromise)を確認するを参照してください。
- インシデントへの対応を迅速化:侵入後のすべてのアクティビティやキルチェーンの各ステップの詳細にアクセスすることで、各攻撃ポイントを修復するためのさまざまな操作を実行することができます。一例として、リモート制御やフォレンジックバックアップ(この機能は、早期利用版では使用できません)を使った調査、ワークロードの隔離、マルウェアプロセスの強制終了などが可能です。また、Disaster Recoveryを使用して処理をリカバリできます。詳細については、インシデントを修復を参照してください。
- セキュリティ状態に関する信頼性の高いレポートを作成する:EDRを有効にすることで、サイバー攻撃が業務に与える不安や恐怖の多くを取り除くことができます。また、インシデント関連の情報は180日間保存され、監査に利用することができます。