2020年4月1日
プレスリリース

アクロニス、サイバープロテクション研究所担当バイスプレジデントにキャンディッド・ヴュースト氏を任命

サイバーセキュリティの専門家の任命により、サイバー攻撃の脅威動向と包括的なデータ保護対策についての研究活動を強化

※本リリースは2020年3月30日にスイス・シャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは、3月30日、アクロニスのサイバープロテクション研究所担当バイスプレジデントに、キャンディッド・ヴュースト(Candid Wüest)氏を任命したことを発表しました。 ヴュースト氏は、最新のサイバー攻撃の脅威動向と新しいデータ保護対策についての研究促進を通じて、世界で最も革新的なサイバープロテクションソリューションを継続的に強化するための主導的役割を担っていきます。

ヴュースト氏はアクロニスの欧州地区において、Acronis Cyber Protectionオペレーションセンター(CPOC)で同社のソリューションの技術面を指導。IT分野における新たなサイバー攻撃の脅威の対策に取り組む研究プロジェクトの方向性を明確に定めプロジェクトを統率すると共に、セキュリティ対策チームが取るべき戦略を明示す役割を担います。また、ヴュースト氏が率いるチームは、マルウェアの傾向分析を通じて、今後のアクロニス製品の機能に影響を与える当社内の製品開発チーム、およびお客様へ最適解を与えるべく助言指導を行っていきます。ヴュースト氏の指導の下、アクロニスは継続的に製品とサービスの機能を拡充し、サイバープロテクションにおける5つのベクトル、すなわちあらゆるデータ、アプリケーション、システムの安全性、アクセシビリティ、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)を確保する取り組みを続けていきます。

アクロニスの創設者兼CEOであるセルゲイ・ベロウゾフ(Serg Bell)は次のように述べています。「ヴュースト氏は、セキュリティ分野で極めて強力なリーダーシップを発揮するとともに、当社のサイバープロテクションチームに豊富な経験をもたらします。セキュリティ分野に精通していることから、アクロニスの全製品を支える力となるだけでなく、世界中のお客様のセキュリティを守る上でも欠かせない存在となり、当社の事業を今後さらに発展させていくための推進力となることが期待されます。ヴュースト氏の指導の下、今後もチームの構築に取り組み、サイバープロテクションにおける世界的リーダーとしての地位をさらに強固なものにしていきます」

ヴュースト氏は、これまで20年間、ITセキュリティ分野で豊富な経験を積んできました。アクロニス入社前は、Symantec社において、グローバルに展開するセキュリティ対策チームで脅威に関する研究を主導。またそれ以前のキャリアとしては、アイルランドにあるSymantec社のアンチマルウェア研究所でコンピュータウイルスの分析に携わっていました。さらに、スイスにあるIBM Researchグローバルセキュリティ分析研究所においても、主要な役割を担った経験を保持しています。ヴュースト氏は、スイス連邦工科大学(ETH)でコンピュータサイエンスの修士号を取得しています。

ヴュースト氏は、スイス連邦政府の重要インフラストラクチャにおけるサイバープロテクションのセキュリティアドバイザーの役割の他に、スイスDEFCON実行委員、およびArea41カンファレンスの運営委員も務めています。また、業界で複数の受賞歴があり、セキュリティ分野で特許も取得しています。これまでも、書籍、ホワイトペーパー、サイバー攻撃脅威報告書、記事等を多数執筆しています。ヴュースト氏は、その先進的な取り組みを通じて、セキュリティ会議の講演者としても高い評判を得ています。今後は、地域および世界的な専門家グループや専門組織において、アクロニスを代表する役割を担っていきます。

また、ヴュースト氏は、ホワイトペーパーやセキュリティ報告書を通じて自身の持つ洞察を記しています。世界中のITセキュリティの取り組みに貢献し、Acronis Cyber Protectを含むアクロニスのサイバープロテクション製品およびサービスを継続的に強化することで、MSPおよび大企業のお客様による製品とサービスの導入を促進することが、これからのアクロニスにおけるヴュースト氏の使命とされています。

ヴュースト氏は次のように述べています。「最新のサイバー攻撃の脅威に直面したときに、従来型のバックアップやセキュリティ手順では不十分であることは、もはや明白です。世界のあらゆるところで、最新のサイバープロテクションが必要とされています。私は世界で最も活気のあるサイバープロテクション企業で重要な役割を担えることを、大変うれしく思います。今後、アクロニスのサイバープロテクションソリューションのセキュリティ機能を改善し、さらに強化することで、MSPの皆様が事業を成長させ、お客様が#CyberFitを実現するための支援ができることを大変楽しみにしています。」



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications