2020年5月19日
プレスリリース

アクロニスとTOYOTA GAZOO Racing WECチーム、オフィシャルAIパートナーシップ締結を発表

※本リリースは2020年5月14日にスイス・シャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。


サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは本日、TOYOTA GAZOO Racing WECチームと新たにテクノロジーパートナーシップを締結し、同チームのオフィシャルAIパートナーとなったことを発表します。アクロニスは、TOYOTA GAZOO Racing WECチームがレース場内外で集積したデータを最大限に活用できるようAI/MLソリューションの設計を行い、チームのパフォーマンスを最大化できるよう支援します。


既にご周知のとおり、「トヨタ」というブランド名は、世界中で認知されています。近年、トヨタは、モータースポーツや耐久レースの分野で素晴らしい結果を残しています。2014年の世界耐久選手権(WEC)では、アンソニー・デビッドソン(Anthony Davidson)選手とセバスチャン・ブエミ(Sebastien Buemi)選手がトヨタ車でこのレースに出場し、見事優勝。ブエミ選手はドライバーズタイトルを、チームはマニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。また最近は、ブエミ選手が、2018年及び2019年に、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)選手、そして日本のレーシングヒーローの中嶋一貴選手と共にチームを組み連覇達成の偉業を遂げました。


数あるモータースポーツ選手権のなかで最も栄誉ある大会のひとつであるWECは、世界各国の名立たるサーキットで開催されています。レース会場は、シルバーストーン、富士スピードウェイ、セブリング、スパ・フランコルシャン、そしてル・マン24時間レースもWECに含まれています。これらの最も象徴的なレース会場において、トヨタは過去2年間、連続優勝、今年は、TS050 HYBRIDで3連覇を目指しています。


TOYOTA GAZOO Racing WECチームは、人工知能(AI)と機械学習(ML)におけるアクロニスの専門性を活用し、レースで生み出される膨大な量のデータを処理して車両の開発に生かしていきます。また、アクロニスは、風洞装置により得られるビッグデータ解析の側面においても支援を行い、同チームのレーシングカーラインアップにおける空気力学プロジェクトの推進を加速します。


AI/ML分野のイノベーションは、アクロニスのAIの専門チームによって行われており、同チームは車両の開発だけに止まらず、あらゆるワークロードを保護しサイバー攻撃を防ぐ、高度なサイバープロテクションとテクノロジーの開発にも携わっていきます。アクロニスは、世界中のパートナー企業やお客様の、ワークロードの安全性、アクセシビリティ、プライバシー、真正性ならびにセキュリティ(SAPAS)を実現できるよう支援を行っています。新型コロナウイルスの流行下においても、パートナー企業がリモート環境からのワークロードの保護を実現し、顧客が#CyberFitな状態を維持できるよう貢献しています。


「WECにおいてアクロニスが、TOYOTA GAZOO Racingのチームメンバーとなることを非常に嬉しく思います。モータースポーツは性能がすべてです。アクロニスとTOYOTA GAZOO Racingチームとのパートナーシップに基づき、アクロニスのAI/MLソリューションが導入され、チームのレーシング車両の開発強化に力を貸していただくことを期待します。このパートナーシップにより、我々が今まで待ち望んでいた強い味方を得ることができるのです。アクロニスと共に、素晴らしい1年を築いていくことを楽しみにしています」と、TOYOTA GAZOO Racing Europeのマネージングディレクターであるロブ・ルーペン(Rob Leupen)氏は述べています。


「アクロニスは今後も、テクノロジーの分野で#CyberFitという基準を確立していきます。最先端のAI/ML開発によって強化された当社のテクノロジーは、モータースポーツチームにおける、あらゆる環境下のデータやアプリケーション、システムの保護に最適です。TOYOTA GAZOO Racingのオフィシャルチームパートナーとなったことは大変な名誉と思うと同時に、チームとのパートナーシップが素晴らしいものとなることを期待しています」と、アクロニスの創設者でCEOのセルゲイ・ベロウゾフ(Serg Bell)は述べています。


アクロニスは、世界各国のさまざまなスポーツチームやモータースポーツチームと提携しています。

詳細は、https://acronis.sportをご覧ください。



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications