2021年10月19日
プレスリリース

サイバープロテクションのリーダーであるアクロニスが テクノロジー業界の重鎮であるポール・マリッツ氏を取締役会会長に任命

マイクロソフト社およびVMware社の元役員で、クラウドコンピューティングのパイオニアでもあるマリッツが、サービスプロバイダー向けにサイバープロテクション製品およびサービスを提供するリーディングベンダーとしてのアクロニスの地位強化に注力

※本リリースは2021年10月18日にスイス シャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバーセキュリティおよびデータ保護のグローバルリーダーであるアクロニスは、本日、ポール・マリッツ(Paul Maritz)氏が2021年9月21日付で取締役会会長に就任したことを発表しました。マリッツは、将来の大きな成長に向けて、サービスプロバイダー市場での地位を強化するアクロニスのガバナンスとリーダーシップを担当します。

今年初め、アクロニスは25憶ドルの評価を受け2.5億を調達し、元Godday社のパートナービジネス部門の責任者であるパトリック・プルヴァミュラー(Patrick Pulvermüller)を新CEOとして迎えました。強化された経営陣は、この勢いに乗り、急速に変化するデジタル世界に対応するために必要なツールをアクロニスのパートナーに提供していきます。

マネージドサービスプロバイダー(MSP)に顧客の環境を管理するための効果的なツールを提供するという課題は、特にセキュリティが圧倒的な問題となっている世界において、ますます複雑化しています。セキュリティはもはや中小企業にとっては、多数の個別ツールを組み合わせることで対応できるものではなくなりました。現代の脅威は、現代のデジタル世界が抱えるSAPAS(Safety: 安全性、Accessibility: アクセシビリティ、Privacy: プライバシー、Authenticity: 真正性、Security: セキュリティ)の課題を解決する統合的なアプローチと自動化されたサイバープロテクションの必要性を露呈しています。

Acronis Cyber Protectは、サービスプロバイダーが顧客のビジネス成長を効果的に支援するのに必要な、最先端の管理ツールのすべてを提供します。アクロニスは、独自の技術を開発するだけでなく、市場で最も革新的なバックアップ、セキュリティおよび管理ツールを提供する世界の主要企業の1社になるために、買収を続けていきます。12,000社を超えるサービスプロバイダーがAcronis Cyber Protectを使用して世界中で200万以上のワークロードを管理していますが、アクロニスは今後さらにビジネスを成長させていきます。

アクロニスのCEOであるパトリック・プルヴァミュラーは次のように述べています。「ポールは市場の要求を満たす製品を開発し、企業を次のレベルへと導く豊富な経験を持っています。彼の会長就任は、アクロニスがサイバープロテクションのグローバルリーダーとしての地位を確固たるものにするための新たな一歩となります。ポールの大規模なイノベーションに関する経験は、私たちがあらゆる規模のサービスプロバイダーとその顧客に対して、簡単かつ効率的で安全なサイバープロテクションを提供し続けることを可能にします」

新たにアクロニスの取締役会会長に就任したポール・マリッツは次のように述べています。「アクロニスはバックアップとセキュリティに強みを持っています。そして、包括的な管理ツールのプラットフォームを構築することができ、サービスプロバイダーが既存および将来の顧客に最新のサイバープロテクションを提供できるよう支援します。Acronis Cyber Protectは、アクロニスができることを示す良い例です。アクロニスは今後も方向性を変えず、広範な研究開発を継続し、パートナーが業務を最適化して競合他社に勝つために支援していきます」

マリッツは、2021年5月にアクロニスの取締役会に初めて参加し、コンピュータサイエンスおよびソフトウェアの分野における40年の経験をサイバープロテクション企業にもたらしました。

ポールはこれまで役員として、マイクロソフト社の幹部、VMware社のCEO、ピボタル・ソフトウェア社のCEO兼創業者を務めていました。現在はいくつかの新興IT企業に積極的に投資し、それらの企業の役員を務めています。

ポールはナタール大学とケープタウン大学で数学とコンピュータサイエンスの学位を取得しました。非営利活動にも積極的で、開発途上国のファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)とテクノロジーを支援するグラミン財団の理事を10年務め、アフリカの自然保護活動も支援しています。

ポール・マリッツはレネ・ボンヴァニーの後任となります。レネ・ボンヴァニーは、アクロニスが世界的な存在感を拡大し、あらゆる規模の顧客に簡単かつ効率的で安全なサイバープロテクションを提供するための効果的な戦略を策定する上で、そのリーダーシップを発揮しました。アクロニスは、会社の発展と成長に貢献してくれたレネ・ボンヴァニー氏に感謝します。



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界15か所のオフィスと50カ国以上で拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています詳細はwww.acronis.comをご参照ください。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications