最初のバックアップ計画を作成する前に、Acronis Backup & Recovery 10 で使用される基本的な概念について理解しておいてください。
バックアップ計画を作成する手順は、次のとおりです。
全般
計画名
(オプション)バックアップ計画の一意の名前を入力します。 わかりやすい名前にすると他の計画と区別することができます。
(オプション)バックアップ計画は、計画を作成したユーザーの代わりに実行されます。 計画のアカウント ログイン情報は、必要に応じて変更することができます。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
コメント
(オプション)バックアップ計画の説明を入力します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
(オプション)バックアップするコンピュータのテキスト ラベルを入力します。 ラベルを使用すると、さまざまな場面でコンピュータを識別できます。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
バックアップ元
バックアップするデータの種類を選択します。 データの種類はコンピュータにインストールされているエージェントによって異なります。
バックアップするデータ項目を指定します。 バックアップする項目の一覧は、前に指定したデータの種類によって異なります。
(オプション)計画のアカウントがデータにアクセスする権限を持っていない場合は、ソース データのログイン情報を指定します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
(オプション)バックアップから除外するファイルの種類を設定します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
バックアップ先
バックアップ アーカイブの保存先のパスとアーカイブ名を指定します。 アーカイブ名は保存先の中で一意な名前にすることをお勧めします。 デフォルトのアーカイブ名は Archive(N) です。N は、選択した保存先内のアーカイブの連番です。
Acronis True Image Echo のアーカイブ名を使用してバックアップ ファイルに名前を指定します(自動生成された名前は使用しない)。
管理対象の格納域、テープ、Acronis Secure Zone へのバックアップでは使用できません。
(オプション)アーカイブのバックアップでファイルの名前付けの簡略化機能を使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。
(オプション)計画のアカウントが保存先にアクセスする権限を持っていない場合は、保存先のログイン情報を指定します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
アーカイブのコメント
(オプション)アーカイブのコメントを入力します。 このオプションにアクセスするには、[詳細ビュー] チェックボックスをオンにします。
バックアップ方法
データのバックアップの実行時期と実行間隔を指定し、作成したバックアップ アーカイブを選択した保存先に保存する期間を定義して、アーカイブのクリーンアップ処理のスケジュールを設定します。 GFS(Grandfather-Father-Son)、ハノイの塔などのよく知られた最適化されたバックアップ スキームを使用して、カスタム バックアップ スキームを作成するか、データを 1 回だけバックアップします。
アーカイブのベリファイ
(オプション)ベリファイの実行時期と実行間隔、およびアーカイブ全体またはアーカイブ内の前回のバックアップのどちらをベリファイするかを定義します。
バックアップ オプション
設定
(オプション)バックアップの前後に実行するコマンド、バックアップ ストリームに割り当てられるネットワークの最大帯域幅、バックアップ アーカイブの圧縮レベルなどのバックアップ操作のパラメータを設定します。 このセクションで何も指定しない場合は、デフォルト値が使用されます。
いずれかの設定をデフォルト値から変更すると、新しい行に新しく設定した値が表示されます。 設定のステータスが [デフォルト] から [カスタム] に変更されます。 設定を再度変更すると、新しい値がデフォルト値ではない場合に行が表示されます。 デフォルト値が設定されると、行が非表示になるので、[バックアップ計画の作成] ページのこのセクションには常にデフォルト値と異なる設定のみが表示されます。
すべての設定をデフォルト値にリセットするには、[デフォルトにリセット] をクリックします。
VM への変換
適用対象: ディスク/ボリューム バックアップ、仮想コンピュータ全体または仮想コンピュータのボリュームのバックアップ
Linux を実行しているコンピュータでは使用できません。
定期的な変換を設定することによって、仮想コンピュータでサーバーまたはワークステーションのコピーを取得します。元のコンピュータに障害が発生した場合、このコピーを直ちに使用できます。 変換は、バックアップを実行したエージェントによって、または別のコンピュータにインストールされているエージェントによって実行できます。 後者の場合は、ネットワーク フォルダや管理対象の格納域などの共有の場所にアーカイブを保存して、他のコンピュータからアーカイブにアクセスできるようにする必要があります。
(オプション)すべての完全バックアップ、増分バックアップ、または差分バックアップを変換するのか、スケジュールに従って最後に作成されたバックアップを変換するのかを指定します。 必要に応じて変換スケジュールを指定します。
変換を実行するコンピュータを指定します。 コンピュータには Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows、エージェント for ESX/ESXi、またはエージェント for Hyper-V がインストールされている必要があります。
作成する仮想コンピュータの種類と場所を選択します。 使用できるオプションは、前の手順で選択したホストによって異なります。
仮想コンピュータ ファイルの保存先としてフォルダか仮想サーバー上のストレージを選択します。
作成される仮想コンピュータ
仮想コンピュータの名前を指定します。
すべての必要な処理を実行したら、[OK] をクリックしてバックアップ計画を作成します。
その後で、パスワードを要求される場合があります。
作成した計画は、[バックアップの計画およびタスク] ビューでテストおよび管理のためにアクセスできます。