--force_yes
このパラメータが指定された場合、操作要求に対してユーザーが [Yes] または [OK] と答えた場合と同じように、ユーザーの操作が必要な状況をソフトウェアが自動的に処理します。操作要求がこれらの応答を想定しない場合(たとえば、再起動要求に対して可能な回答が [Reboot] と [Cancel] である場合)、ソフトウェアはこの要求を無視します。ユーザーによる操作なしに処理を続行できない場合、その処理は失敗します。
このパラメータ指定されていない場合、コマンドでユーザーによる操作が許可されます。
このパラメータは主に、recover lvm_structure コマンドを対象としています。論理ボリューム構造が異なる、または論理ボリュームがないコンピュータに対して、Linux システムおよびそのソフトウェア RAID または LVM 構造を自動的に復元します。このコマンドは常に、コンピュータの論理ボリューム構造の置き換えの確認をユーザーに要求します。
--force_yes パラメータを使用することで、有用なデータの削除を気付かずに確定してしまうおそれがあることに注意してください。操作要求を無視するようにソフトウェアを設定する場合は、--force_yes パラメータではなく --silent_mode パラメータを使用します。これらのパラメータを同時に選択することはできません。