recover lvm_structure

バックアップされたシステム内のものと同じ論理ボリューム構造を、指定したコンピュータ上に作成します。論理ボリューム構造が異なる、または論理ボリュームがないコンピュータに対して、Linux システムおよびそのソフトウェア RAID または LVM 構造を復元する場合、このコマンドを使用します。

指定したコンピュータは、Linux ベースのブータブル メディアで起動する必要があります。コマンドを実行する前に、コンピュータに、復元元のディスク以上の容量を持つディスクがあることを確認してください。このコマンドを実行してから、recover disk コマンドを実行します。次に、各ボリュームを復元先コンピュータ内の対応するボリュームに復元します。

注意: このコマンドを実行すると、コンピュータの現在のボリューム構造は、アーカイブに保存されたボリューム構造に置き換えられます。これにより、コンピュータのハード ディスクの一部またはすべてに現在保存されているデータが消去されます。

パラメータ

復元元

--loc=<パス>
--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>,encrypted
--arc=<アーカイブ名>
--password=<パスワード>,encrypted
--backup=<バックアップ ID>

復元オプション

--force_yes

一般的なパラメータ

--log=<フル パス>
--log_format={structured|unstructured}
--output={formatted|raw}
--progress
{-f|--file_params}=<フル ローカル パス>

リモート コンピュータへのアクセス(アドバンスト エディションのみ)

--host=<IP アドレスまたはホスト名>
--credentials=<ユーザー名>,<パスワード>,encrypted