例 3: テープをオフサイトの保管ロケーションに送る(disk-to-disk-to-tape)
次のようなシナリオについて考えてみます。
- コンピュータをハード ディスクにバックアップし、ローカルに接続されたテープ デバイスに各バックアップをレプリケートする。
- バックアップごとにテープを取り出してオフサイトの保管ロケーションに送る。
操作手順
- テープ デバイスのスロットにテープをロードします。
- [「認識されないテープ」プール、または「インポートされたテープ」プールから新たに認識されたテープを「空きテープ」プールに移動します] チェックボックスをオンにして、高速インベントリを実行します。
結果: ロードされたテープは「空きテープ」プールに移動します。
その一部が Acronis プールまたはカスタム プールに送られる場合は、テープにはこのコンピュータで以前に実行したバックアップが含まれます。このバックアップが不要の場合は、テープを「空きテープ」プールに手動で移動します。
- デフォルトの Acronis プールにバックアップするか、新しいプールを作成するかを決めます。
- 選択したプールが補充可能でない場合、ロードされたすべてのテープを「空きテープ」プールからそこに移動します。
- 個人用格納域を作成し、その格納域とプールを関連付けます。
- バックアップ計画を作成する場合
- ローカル フォルダをバックアップ先として指定します。
- 必要なバックアップ スキームを設定します。
- [新しく作成されたバックアップを別のロケーションにレプリケートする] チェック ボックスをオンにして [2 番目のロケーション] をクリックし、ツリー内の作成された格納域を選択します。
- [バックアップ オプション] をクリックし、ツリー内で [テープ管理] をクリックして、[バックアップが正常に終了した後でテープを取り出す] チェックボックスをオンにします。
- バックアップを作成してテープを取り出すたびに、テープをオフサイトの安全な保管ロケーションに送ります。十分な空きテープがなく、バックアップを継続できない場合は、新しいテープをロードし、手順 2 と 4 を実行します。
結果
コンピュータはローカル フォルダとテープにバックアップされます。各バックアップが保存されたテープは、オフサイトの保管ロケーションに送られます。