このトピックでは、Acronis Backup & Recovery 11.5 を使用して、コンテンツ データベースを元の SharePoint ファームに復元する方法について説明します。
元のファーム以外のファームに復元する手順はこれよりも複雑になります。運用環境のファームの構成および他のパラメータによって手順が異なります。
エージェント for SQL(シングルパス)を使用したコンテンツ データベースの復元
この方法では、SQL Server を実行しているコンピュータのシングルパス バックアップからデータベースを復元することができます。
コンテンツ データベースを復元するには、次の手順を実行します。
SharePoint 2010 以降:
Mount-SPContentDatabase <データベース> -DatabaseServer <データベース サーバー> -WebApplication <サイト url>
SharePoint 2007 で次の操作を行います。
stsadm.exe -o addcontentdb -url <サイト url> -databasename <データベース> -databaseserver <データベース サーバー>
エージェント for Windows を使用したコンテンツ データベースの復元
この方法では、SQL Server を実行しているコンピュータのディスクレベル バックアップからデータベースを復元することができます。
コンテンツ データベースを元の SQL Server に復元するには、次の手順を実行します。
データベースをディスク上の別のロケーションに復元する場合、データベース接続の手順を含めて、「ディスク バックアップからの SQL Server データベースの復元」の説明に従って、データベース ファイルを復元します。
コンテンツ データベースを元のファームの別の SQL Server に復元するには、次の手順を実行します。
SharePoint 2010 以降:
Dismount-SPContentDatabase <データベース>
同じ名前が付いた複数のコンテンツ データベースがある場合、コンテンツ データベースの名前を使用する代わりに、このコマンドでコンテンツ データベースの GUID を使用する必要があります。コンテンツ データベースの GUID を確認するには、引数を指定しないで Get-SPContentDatabase cmdlet を実行します。
SharePoint 2007 で次の操作を行います。
stsadm -url <ウェブ アプリケーション url> –o deletecontentdb -databasename <データベース>
SharePoint 2010 以降:
Mount-SPContentDatabase <データベース> -DatabaseServer <データベース サーバー> -WebApplication <サイト url>
SharePoint 2007 で次の操作を行います。
stsadm.exe -o addcontentdb -url <サイト url> -databasename <データベース> -databaseserver <データベース サーバー>