シングルパス バックアップを使用した Microsoft SQL Server の保護

このセクションでは、Microsoft SQL Server のデータを保護するために、シングルパスのディスクおよびアプリケーションのバックアップを使用する方法について説明します。

シングルパスのバックアップ操作は、ディスクやボリューム全体を復元せずに、バックアップされたアプリケーション データの参照や復元を可能にする、アプリケーション対応ディスク バックアップを作成します。ディスク全体またはボリューム全体を復元することもできます。これは、単一のソリューションや単一のバックアップ計画を災害復旧とデータ保護の両方の目的に使用できることを意味します。必要に応じて、アプリケーション ログはバックアップ後に切り捨てられます。

シングルパス バックアップ機能は、Acronis Backup & Recovery 11.5 エージェント for Microsoft SQL Server(シングルパス)をインストールすることで利用可能になります。

このエージェントがない場合は、ディスクレベルのバックアップを使用して SQL Server データを保護できます。この方法の詳しい説明については、「ディスクレベルのバックアップによるアプリケーションの保護」セクションを参照してください。

Microsoft SharePoint の保護

Microsoft SharePoint ファームは、フロントエンド ウェブ サーバーと Microsoft SQL サーバーがインストールされたコンピュータで構成されています。つまり、このセクションに記載されている情報は、Microsoft SharePoint データの保護にも当てはまります。

SharePoint データが含まれるコンピュータのバックアップに関する推奨事項については、「SharePoint データのバックアップ」セクションを参照してください。

SharePoint データの復元の詳細については、「SharePoint データの復元」セクションを参照してください。

セクションの内容

基本情報

エージェント for SQL(シングル パス)のインストール

Microsoft SQL server のバックアップ

Microsoft SQL Server データの復元

シングルパス バックアップからの SQL Server データベースのマウント

クラスタ化された SQL サーバー インスタンスと AAG の保護