Microsoft Exchange

Exchange ストレージ グループおよびデータベースの一覧表示

• ローカル Exchange Server 上の Exchange ストレージ グループおよびデータベースの一覧表示。

  acrocmd list exchange_databases --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345

• Exchange Server 上の Exchange ストレージ グループおよびデータベースの一覧表示。Exchange Server は、管理サーバーを経由してアクセスされます。

  acrocmd list exchange_databases --host=srv1 --credentials=user,pass1 --service=ams --address=exch_srv --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345

メールボックスおよびパブリック フォルダの一覧表示

• ローカル Exchange Server 上のすべてのデータベースのメールボックスおよびパブリック フォルダの一覧表示。

  acrocmd list exchange_mailboxes --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345

• Exchange Server 上のデータベースのメールボックスおよびパブリック フォルダの一覧表示。

  acrocmd list exchange_mailboxes --host=exch_srv --credentials=user,pass1 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --mailbox_location=db1

Exchange ストレージ グループおよびデータベースのバックアップ

• ローカル Exchange Server 上の 2 つのストレージ グループのバックアップ。バックアップは管理対象の格納域に保存されます。--metadata_level パラメータが指定されていないため、このパラメータの他の値と比較して、このバックアップは最も速くなります。ただし、結果として作成されたバックアップに含まれている個々の電子メールに（グラフィカル ユーザー インターフェイスを使用して）アクセスする場合は、かなり時間がかかることがあります。

  acrocmd backup exchange_database --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --items=storage_group_1,storage_group_2 --loc=bsp://storage_node1/my_vault --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_db_arc(1)

• Exchange 2010 Server での 3 つのデータベースの高速完全バックアップの作成。バックアップはネットワーク共有に保存されます。--metadata_level パラメータは all に設定されているため、このパラメータの他の値と比較して、このバックアップは最も遅くなります。ただし、結果として作成されたバックアップに含まれている個々の電子メールに（グラフィカル ユーザー インターフェイスを使用して）アクセスする場合は、最も速くなります。

  acrocmd backup exchange_database --host=exch_srv --credentials=user,pass1 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --items=db1,db2,db5 --loc=\\bkpsrv\exchg_backups --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_db_arc(2) --express --metadata_level=all

メールボックスおよびパブリック フォルダのバックアップ

• Exchange Server 上の 2 つのメールボックスのバックアップ。バックアップは管理対象の格納域に保存されます。

  acrocmd backup exchange_mailbox --host=exch_srv --credentials=user,pass1 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --items="storage group 1/mailbox database/John P. Smith","storage group 1/mailbox database/Mary Ann Johnson" --loc=bsp://storage_node1/my_vault --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_mb_arc(1)

• ローカル Exchange Server 上のデータベースのすべてのメールボックスおよびパブリック フォルダのバックアップ。バックアップはネットワーク共有に保存されます。「削除済みアイテム」フォルダおよび「迷惑メール」フォルダに加えて、1 MB を超える添付ファイルは除外されます。

  acrocmd backup exchange_mailbox --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --items="mailbox database" --loc=\\bkpsrv\exchg_backups --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_mb_arc(2) --exclude_size=1mb --exclude_types=deleted,junk

Exchange ストレージ グループおよびデータベースの復元

• アーカイブの最新バックアップからの、2 つのデータベースを含むストレージ グループの復元。ストレージ グループは、新しいストレージ グループに復元されます。

  acrocmd recover exchange_database --host=exchange_srv --credentials=user123,pass123 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --loc=bsp://storage_node1/my_vault --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_db_arc(1) --items=storage_group_1 --recovery_point=latest_backup --target=another_database --destination_database=new_sg --database=db1 --database_location=d:\ExchData\db1 --database=db2 --database_location=d:\ExchData\db2 --log_location=e:\new_sg_logs

• データベース（Exchange 2010 以降）の、障害発生時点への復元（--recovery_point パラメータが指定されていないため、デフォルト値の point_of_failure が使用されます）。データベースはサーバー上の元のロケーションへ復元されます。

  acrocmd recover exchange_database --host=exchange_srv --credentials=user123,pass123 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --loc=bsp://storage_node1/my_vault --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_db_arc(2) --items=db1 --target=original

• 2 つのデータベース（Exchange 2010 以降）の、特定の時点への復元。データベースとトランザクション ログ ファイルがネットワーク共有に保存されます。

  acrocmd recover exchange_database --host=exchange_srv --credentials=user123,pass123 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --loc=\\bkpsrv\exchg_backups --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_db_arc(2) --items=db1,db2 --recovery_point=point_in_time --pit="06.09.2011 17:00" --target=disk --disk_location=\\host\share --credentials=netuser,pass

メールボックスおよびパブリック フォルダの復元

• アーカイブの最新バックアップからのメールボックスの復元（--recovery_point パラメータが指定されていないため、デフォルト値の latest_backup が使用されます）。指定された Exchange Server にメールボックスが復元されます。

  acrocmd recover exchange_mailbox --host=exchange_srv --credentials=user123,pass123 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --loc=bsp://storage_node1/my_vault --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_mb_arc(1) --items="storage group 1/mailbox database/John P. Smith" --target=original

• メールボックスの特定の時点への復元。この復元方法は、データベースレベルのバックアップでのみ利用できます。指定された Exchange Server にメールボックスが復元されます。

  acrocmd recover exchange_mailbox --host=exchange_srv --credentials=user123,pass123 --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --loc=bsp://storage_node1/my_vault --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_mb_arc(1) --items="storage group 1/mailbox database/Mary Ann Johnson" --recovery_point=point_in_time --pit="06.09.2011 17:00" --target=original

• 指定されたバックアップからのメールボックスの復元。.pst ファイルにメールボックスが復元されます。.pst ファイルはローカル フォルダに保存されます。

  acrocmd recover exchange_mailbox --exchange_credentials=domain1\exch_user1,12345 --loc=\\bkpsrv\exchg_backups --credentials=bkpuser,pass --arc=exchg_mb_arc(2) --items="mailbox database/Peter D. Wayne" --recovery_point=selected_backup --backup=XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX --target=pst --disk_location="e:\pst files"