スタンドアロン製品からアドバンスト プラットフォームへのアップグレード

ライセンスの購入

アップグレードの前に、Acronis Backup & Recovery 11.5 のアップグレードを計画しているコンピュータごとにアドバンスト プラットフォームのライセンスを購入してください。ライセンスの名前は、コンピュータにインストールされているスタンドアロン製品に応じて異なります。

インストールされている製品

アップグレードに適しているライセンス

Server for Windows
(すべての Windows エディション)

Advanced Server for Windows

(オプション)Universal Restore for Advanced Server for Windows *

(オプション)Deduplication for Advanced Server for Windows **

Server for Windows
(Windows SBS、Windows Server 2012 Essentials/Foundation、または Windows Server 2012 R2 Essentials)

Advanced Server SBS Edition

Universal Restore は、このエディションに無償で付属しています。

(オプション) Deduplication for Advanced Server SBS Edition**

Server for Linux

Advanced Server for Linux

(オプション)Universal Restore for Advanced Server for Linux *

(オプション)Deduplication for Advanced Server for Linux **

ワークステーション

Advanced Workstation

(オプション)Universal Restore for Advanced Workstation *

(オプション)Deduplication for Advanced Workstation **

* Acronis Universal Restore を使用する、または引き続き使用する場合には、このライセンスが必要です。

** Acronis Deduplication を使用する、または引き続き使用する場合には、このライセンスが必要です。

購入後、プロダクト キーが記載された電子メールがお手元に届きます。

製品のアップグレード

Acronis Backup & Recovery 11.5 をスタンドアロン製品からアドバンスト プラットフォームにアップグレードするには、次の手順を実行します。

手順 1: ライセンスの変更

Acronis Backup & Recovery 11.5 をアップグレードするコンピュータごとに、次のようにライセンスを変更します。

  1. Acronis Backup & Recovery 11.5 を実行します。
  2. [ヘルプ] メニューで [ライセンスの変更] をクリックします。
  3. [ディスク/ファイルのバックアップのライセンス] の右側にある [変更][変更] の順にクリックして、次に [使用するプロダクト キー] をクリックします。
  4. このコンピュータの新しいプロダクト キーを入力します。
  5. [OK] をクリックして新しいライセンスを適用し、警告メッセージで [はい] をクリックしてから、[OK] をクリックします。

以前にコンピュータに割り当てられたライセンスは取り消され、管理コンソールが再起動されます。これで、管理コンソールをリモート コンピュータに接続し、リモート ロケーションからこのコンピュータに接続することができるようになります。

手順 2: セットアップ プログラムのダウンロード

http://kb.acronis.com/content/1642(英語)の説明に従って、Acronis ウェブ サイトからアドバンスト プラットフォームのセットアップ プログラムをダウンロードします。

手順 3: 管理サーバーのインストール

Windows を実行しているコンピュータに Acronis Backup & Recovery 11.5 管理サーバーをインストールします。コンピュータのシステム ディスクに少なくとも 8 GB の RAM と 4.5 GB の空き領域が必要です。

製品をアップグレードしたコンピュータの 1 つに管理サーバーをインストールすることをお勧めします。これを行うための手順は、次のとおりです。

  1. セットアップ プログラムを実行し、[Acronis Backup & Recovery 11.5 のインストール] をクリックします。
  2. 使用許諾契約の内容に同意し、[変更] をクリックします。
  3. コンポーネント ツリーで、[管理サーバー] を選択します。
  4. 画面の指示に従います。ほとんどの場合、デフォルトの設定のままにします。

大規模な環境では、専用の物理サーバーまたは仮想サーバーを設定することをお勧めします。詳細については、アドバンスト エディションのインストールに関するドキュメントを参照してください。

手順 4: 管理サーバーへのアップグレード済みコンピュータの追加
  1. 製品がアップグレードされた任意のコンピュータで、Acronis Backup & Recovery 11.5 を実行します。
  2. [管理サーバーへの接続] をクリックし、サーバーの名前または IP アドレスを入力します。資格情報の入力が求められた場合は、管理サーバーの Acronis Centralized Admins グループおよび Acronis Remote Users グループのメンバであるユーザーのユーザー名とパスワードを指定します。
  3. [ナビゲーション] ツリーで [エージェントがインストールされているコンピュータ] を選択します。
  4. ツールバーの 別のグループへの追加[複数のコンピュータの追加] をクリックします。
  5. 次のいずれかの方法で、アップグレードされたコンピュータを追加します。

    詳細については、アドバンスト エディションのインストールに関するドキュメントの「コンピュータの一覧の指定」をご参照ください。

高度な使用に関するヒント

追加されたコンピュータは、管理サーバーの [エージェントがインストールされているコンピュータ] ビューに表示されます。

そのコンピュータのバックアップ計画は変更されません。管理サーバーでバックアップ計画を表示するには、コンピュータの名前を右クリックし、[詳細の表示] > [バックアップの計画およびタスク] を選択します。製品がバックアップを継続するため、アップグレードの前に作成されたバックアップから復元できます。

これで、複数のコンピュータを同時に 1 つのロケーションにバックアップする集中管理用バックアップ計画を作成することができます。