バックアップ計画のファイルとしての配置

何らかの理由によりお使いの環境で Acronis Backup & Recovery 11 管理サーバーを実行できず、複数のコンピュータに対して同一のバックアップ計画を適用する必要があるとします。望ましい選択は、1 つのコンピュータからバックアップ計画をエクスポートして、他のすべてのコンピュータに配置することです。

仕組み

配置済みの計画を保存するための専用フォルダが、エージェントがインストールされるすべてのコンピュータに存在します。エージェントは、専用フォルダ内の変更を追跡します。新しい .xml ファイルが専用フォルダ内に作成されると同時に、エージェントは、そのファイルからバックアップ計画をインポートします。専用フォルダ内の .xml ファイルを変更(または削除)すると、エージェントによって、適切なバックアップ計画が自動的に変更(または削除)されます。

エクスポート ファイルの編集

以上のようにインポートされたバックアップ計画は、グラフィカル ユーザー インターフェイスでは編集できません。配置の前または後に、テキスト エディタを使用してエクスポート ファイルを編集できます。

配置の前にファイルを編集する場合、その変更内容は、計画が配置されるすべてのコンピュータに反映されます。テンプレート([SYSTEM] や [All Profiles Folder] など)を使用して、バックアップするアイテムのディレクトリ(C: や C:\Users など)を変更してもよいでしょう。テンプレートの詳細については、「ボリュームの選択ルール」および「ファイルおよびフォルダの選択ルール」を参照してください。

計画によって使用されるログイン情報を変更する必要がある場合もあります。

バックアップ計画をファイルとして配置するには

  1. コンピュータの 1 つにバックアップ計画を作成します。
  2. バックアップ計画を xml ファイルにエクスポートします
  3. (オプション)エクスポート ファイルを編集します。詳細については、「エクスポート ファイルの編集」を参照してください。
  4. この .xml ファイルを専用フォルダに配置します。

    専用フォルダのパス