テープ デバイスから起動したオペレーティング システムでの復元
テープ デバイスから起動したオペレーティング システムで復元を実行するには
- 復元するコンピュータにコンソールを接続します。
- [アクション] メニューで [復元] をクリックします。
- [データの選択] をクリックしてから、[参照] をクリックします。
- 復元対象のデータが存在するバックアップが格納されている格納域を選択し、[アーカイブ ビュー] をクリックします。
- バックアップを選択してから、復元するデータを選択してください。[OK] をクリックすると、[復元] ページに、復元に必要なテープの一覧が表示されます。不足しているテープは灰色表示されています。テープ デバイスのスロットが空いている場合、それらのテープをデバイスにロードします。
- その他の復元設定を構成します。
- [OK] をクリックして復元処理を開始します。
- 何らかの理由により必要なテープのいずれかがロードされていない場合、必要なテープの識別子を示すメッセージが表示されます。テープをロードして、[再試行] をクリックして、復元を続行します。
テープの保存されているバックアップが表示されない場合の対処
テープの内容が格納されているデータベースが、何らかの理由により、失われているか破損している可能性があります。
データベースを復元するには、次の手順を実行します。
バックアップがコンピュータ上にある場合
- [復元] をクリックし、[データの選択] をクリックしてから、[参照] をクリックします。
- [テープ デバイス] をダブルクリックします。テープ デバイス検出の実行を承認するように求めるメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
- 検出されたテープ デバイスがツリーに表示されたら、目的のデバイスを選択して、[OK] をクリックします。再スキャン処理の実行を承認するように求めるメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。
- 「認識されないテープ」プールを再スキャンします。その結果、ロードされているテープ(複数の場合あり)の内容が表示されます。
- 検出されたバックアップのいずれかが、再スキャンされていない他のテープにまたがっている場合、プロンプトの指示に従ってそれらのテープをロードして、再スキャンを実行します。
- その後、目的のバックアップを選択できます。
バックアップがストレージ ノード上にある場合
- コンソールを管理サーバーに接続します。
- テープ デバイスを検出します。
- 高速インベントリを実行します。
インベントリの実行中は、[「認識されないテープ」プール、または「インポートされたテープ」プールから新たに認識されたテープを「空きテープ」プールに移動します] チェックボックスをオンにしないでください。このチェックボックスをオンにすると、すべてのバックアップが失われてしまう可能性があります。
- テープ デバイスに管理対象の格納域を作成します。
- 「認識されないテープ」プールを再スキャンします。その結果、ロードされているテープ(複数の場合あり)の内容が表示されます。
- 検出されたバックアップのいずれかが、再スキャンされていない他のテープにまたがっている場合、プロンプトの指示に従ってそれらのテープをロードして、再スキャンを実行します。