例 1: テープ オートローダ 1 台とテープ 12 本

次のようなシナリオについて考えてみます。

このシナリオを実行するバックアップ計画用に別のプールが必要です。別のバックアップ計画を作成する必要がある、またはその予定があり、その計画で同一のテープ デバイスに書き込む場合は、別のプールを使用してください。

操作手順
  1. オートローダのスロットにテープをロードします。
  2. [「認識されないテープ」プール、または「インポートされたテープ」プールから新たに認識されたテープを「空きテープ」プールに移動します] チェックボックスをオンにして、高速インベントリを実行します。

    結果: ロードされたテープは「空きテープ」プールに移動します。その一部が Acronis プールまたはカスタム プールに送られる場合は、テープにはこのコンピュータで以前に実行したバックアップが含まれます。このバックアップが不要の場合は、テープを「空きテープ」プールに手動で移動します。

  3. デフォルトの Acronis プールにバックアップするか、新しいプールを作成するかを決定します。どちらの場合でも、選択したプールの設定で、[テープを「空きテープ」プールから自動的に取り出す...] チェック ボックスをオフにしてください。
  4. ロードされたすべてのテープを「空きテープ」プールから選択したプールに移動します。
  5. 個人用格納域を作成し、その格納域とプールを関連付けます。
  6. バックアップ計画を作成する場合
結果

バックアップ計画では、選択したプールに存在するテープのみ使用します。すべてのテープが一杯になった場合、最も古いテープから上書きされていきます。