例 2: 1 週間のローテーションを基準としたテープへのバックアップ

次のようなシナリオについて考えてみます。

操作手順
  1. テープ デバイスのスロットにテープ セットの 1 つをロードします。
  2. [「認識されないテープ」プール、または「インポートされたテープ」プールから新たに認識されたテープを「空きテープ」プールに移動します] チェックボックスをオンにして、高速インベントリを実行します。

    結果: ロードされたテープは「空きテープ」プールに移動します。その一部が Acronis プールまたはカスタム プールに送られる場合は、テープにはこのコンピュータで以前に実行したバックアップが含まれます。このバックアップが不要の場合は、テープを「空きテープ」プールに手動で移動します。

  3. デフォルトの Acronis プールにバックアップするか、新しいプールを作成するかを決定します。
  4. 選択したプールが補充可能でない場合、ロードされたすべてのテープを「空きテープ」プールからそこに移動します。
  5. ロードされたテープ セットを取り出します。その他のテープ セットに対しても手順 1、2、および 4 を繰り返します。
  6. 管理対象の格納域を作成します。格納域を作成する場合:
  7. 集中管理用バックアップ計画を作成する場合
  8. 毎週金曜日、新しい完全バックアップの実行前に、ロードされていたテープ セットを取り出し、もう 1 つのテープ セットを挿入します。テープ デバイスがバーコード リーダーを備えている場合は、高速インベントリを実行します。備えていない場合は、完全インベントリを行います。
結果

テープ セットは交代で使用されます。テープ セットの挿入後、テープは順番に上書きされます。