コンピュータをバックアップするタイミング
システムでの重要なイベントの後は毎回新しいバックアップバージョンを作成します。
イベントの例:
正常な状態のディスクを保存するため、バックアップの前にウイルスをスキャンすることをお勧めします。このためには、ウイルス対策ソフトウェアを使用してください。この操作には長時間かかる場合があることに注意してください。
コンピュータのバックアップを作成する方法
システムを保護する方法には、次の2種類があります。
Acronis True Imageは、ディスクモードで内部のハードドライブをすべてバックアップします。バックアップの対象は、オペレーティングシステム、インストールされているプログラム、システムの設定、写真、音楽、文書などの個人データすべてです。詳細については、「コンピュータ上のすべてのデータのバックアップ」を参照してください。
システムパーティションまたはシステムドライブ全体をバックアップすることができます。詳細については、「ディスクとパーティションのバックアップ」を参照してください。
コンピュータをバックアップするには、次の手順を実行します。
今回が最初のバックアップである場合は、バックアップ設定画面が表示されます。バックアップリスト内に既にバックアップがいくつか存在する場合は、[バックアップの追加] をクリックしてから [新しいバックアップを作成] をクリックします。
システムディスクのみをバックアップする場合は、[ディスクとパーティション] をクリックし、システムパーティション(通常はC:)とシステム予約パーティション(存在する場合)を選択します。
結果: 新しいバックアップボックスが [マイバックアップ] リストに表示されます。今後、新しいバージョンのバックアップを作成するには、リストからバックアップボックスを選択し、[今すぐバックアップ] をクリックします。
ディスクのバックアップを保存する場所
詳細については、「バックアップの保存場所の決定」を参照してください。
必要なバックアップバージョンの数
ほとんどの場合、コンピュータ全体のコンテンツまたはシステムディスクのバックアップバージョンは2~3個、最大で4~6個必要です(バックアップを作成するタイミングについては、上記の情報を参照)。
最初のバックアップバージョン(完全バックアップバージョン)が最も重要であることに留意してください。このバージョンは、ディスクに保存されているすべてのデータを含むため、最も大きいバックアップバージョンです。以降のバックアップバージョン(増分バックアップバージョンおよび差分バックアップバージョン)は、異なるスキームで整理することができます。これらのバージョンには、データの変更のみが含まれます。これが、増分バックアップバージョンおよび差分バックアップバージョンには完全バックアップバージョンが必要であり、完全バックアップバージョンが非常に重要である理由です。
デフォルトでは、ディスクのバックアップは増分スキームを使用して作成されます。ほとんどの場合、このスキームが最適です。
高度な知識をお持ちのユーザーの場合は、2~3個の完全バックアップバージョンを作成し、異なるストレージデバイスに保存することをお勧めします。この方法で信頼性を大幅に高めることができます。