2026年1月28日(水)  —  Acronis

定評ある Mac 向けハードディスク複製(クローン)ソフトウェア

目次
macOS におけるハードドライブ複製(クローン)の仕組み
実際に複製されるもの: システムファイル、アプリ、起動情報など
複製(クローン作成)とイメージング: Mac ユーザーに適しているのはどちら?
Mac ユーザーがハードドライブの複製(クローン)を作成するおもな理由
より容量の大きい SSD や高速ドライブへのアップグレード
新しい Mac へのデータ転送
macOS のアップグレードや再インストール前の複製(クローン作成)
Mac 向けディスク複製(クローン)ソフトウェアに求められる機能とは
起動可能な複製(クローン)のサポート
増分複製(クローン作成)オプション
APFS および HFS+ ファイルシステム互換
Apple シリコンおよび Intel 搭載 Mac 互換
Mac 向けハードドライブ複製(クローン作成)ツールのベスト 5 比較
Clonezillaadvanced
Mac ハードディスクドライブの複製(クローン作成)手順: Acronis True Image
新しい MacBook へのデータ移行
クローンした macOS によるデュアルブート設定
災害復旧(ディザスタリカバリ)戦略の一環としての複製(クローン作成)
専門的な IT 業務工程におけるクローンの活用
ドライブをクローンすると、macOS もコピーされますか?それともデータだけですか?
起動できない Mac でもクローンを作成できますか?
外付け SSD は必須ですか?それとも HDD でも大丈夫ですか?
Acronis True Image
さまざまな脅威からデジタルライフを保護するバックアップソフト
その他の利用可能な言語EnglishDeutschEspañol

Mac の災害復旧(ディザスタリカバリ)に備えるには、Time Machine によるバックアップに加え、定期的にディスク複製(クローン)することが効果的です。Acronis True Image を使用すると、システム全体の正確で起動可能な複製(レプリカ)したり、週次の自動複製(クローン)をスケジュールしたりできます。Time Machine は増分のファイル復旧に優れていますが、ドライブの故障やシステムの起動不能、重要なデータの破損といった事態から救ってくれるのは完全な複製(クローン)です。1 つだけのバックアップ方法に頼り、作業データや金銭、かけがえのないファイルを失って初めてその重要性を痛感するユーザーは多くいます。Time Machine をファイル履歴に、Acronis True Image フルシステム複製(クローン)に使い分けることで、予期せぬ障害が起きた場合でも、即時の復旧、業務の継続、そして万全な保護を確保できます。

今日、私たちが抱える不安のひとつに、長年にわたって蓄積してきたデータを失うことがあります。しかも悪いことに、こうした経験は誰にでも起こり得るもので、決して気持ちのよいものではありません。Apple デバイスは、市場で信頼性が高いとされていますが、予期せぬ故障や不注意による紛失・破損が起こることもあります。その瞬間に気づくことは、失うことを恐れているのはデバイスそのものではなく、大切な思い出や写真、ビデオ、書類、作業プロジェクトの内容を永遠に失うという事実です。

幸いなことに、私たちはかつてないスピードで技術が進化するデジタル時代に生きています。信頼性が高く効果的な Mac 向けハードドライブ複製(クローン作成)ソフトで備えておけば、どのような状況でも大切なデータを復旧できるという安心感を得ることができます。デバイスはいくらでも交換できますが、バックアップのないデータは取り戻せません。

この記事では、macOS における複製の仕組み、複製で保護できるもの、ハードドライブを複製すべき理由、適切なソフトを選ぶ際にポイントとなる機能、そして市場で高い評価を得ている 5 つのソフトについて解説します。

macOS におけるハードドライブ複製(クローン)の仕組み

Mac 向けハードドライブ複製(クローン)ソフトウェアは、OS、設定、個人ファイル、アプリなど、大切なコンテンツを 1 つのドライブから別のドライブに丸ごとコピーするために使用されます。また、システムを一から再インストールする手間を省き、手作業を伴わずにb工程を高速化できます。

すべてのデータをセクタ単位でコピーして完全なシステム複製(レプリカ)を作成し、ハードウェア障害、自然災害、サイバー攻撃発生時、または古いドライブから新しいドライブへの移行が必要な場合に復元する手順をとります。

Mac のハードディスクドライブを複製すると、コンピューターは文字通り、元のドライブとまったく同じ内容を別のドライブ上にそのままコピーします。しかし実際には、個人ファイルや目に見える部分だけをコピーするのではなく、もっと複雑な仕組み全体が複製されます。これには、ブートローダーやシステムパーティション、APFS ファイルシステムの構成方法といった、Mac の起動方法を示す隠れた部分も含まれます。多くの人は、この処理をあるドライブから別のドライブへ単なるファイルコピーと思いがちですが、実際にははるかに深く、洗練されたプロセスなのです。

理解を深めるために、複製(クローン作成)には大きく分けて2つのアプローチがあることを押さえておく必要があります。

          ブロックレベルの複製(クローン): この方法では、使用されているかどうかにかかわらず、すべてのデータブロックをコピーします。

          ファイルレベルの複製(クローン): この方法では、Mac のファイルシステムを順にたどり、実際に存在するデータのみをコピーします。

なお、多くのツールが優れた仕組みを採用しているため、ハードドライブを複製(クローン)している間でも Mac を使い続けることができます。実際には、まず APFS のスナップショットを取り、それを基に複製(クローン)を作成します。これにより、その瞬間のすべてのファイル、アプリ、設定が正確に取得されます。

Intel 搭載 Mac の場合、複製(クローン)のプロセスが正しく行われ、正常に終了すれば、新しいドライブは元のドライブと同じように起動できます。しかし、Apple シリコン搭載 MacM1M2M3など)では、ハードウェアセキュリティの制約や署名済みシステムボリューム(SSV)と呼ばれる仕組みがあるため、処理はかなり複雑になります。Apple は、OS を厳重に保護するセキュリティシステムを採用しており、システムを起動可能なドライブを厳しく制限しています。つまり、Apple シリコン搭載 Mac では、この制約により複製(クローン)したドライブで基本的に起動できません。まず新しいデバイスに macOS を新規インストールし、その後アプリや個人ファイル、設定を移行する必要があります。

実際に複製されるもの: システムファイル、アプリ、起動情報など

複製(クローン作成)ソフトウェアを使用すると、完全なファイルシステム構造を含め、元のハードディスクを複製します。つまり、macOS、インストールされているすべてのアプリ、個人文書、設定、さらに Mac を起動するためのブート情報も複製されます。

複製(クローン作成)とイメージング: Mac ユーザーに適しているのはどちら?

複製(クローン)は、すぐに使用できる状態のハードディスクドライブのコピーを作成します。一方、イメージングでは、すべての内容をディスクイメージファイルに書き込み、保存や長期保管に利用します。言い換えると、実際に使う前にディスクへ書き戻す必要があります。現実の運用において、素早い復旧やシステム移行には複製(クローン)が使われる一方で、きめ細かな復元が必要な場面にはイメージ化が活用されています。したがって、どちらの方法が自分のニーズに最も適しているかを見極めることが重要です。

Mac ユーザーがハードドライブの複製(クローン)を作成するおもな理由

新しいデバイスに移行する際や、現在使用しているデバイスに予期せぬ事態が起こった場合に備えてバックアップ計画を作成する際には、ハードドライブの複製が欠かせません。ただし、その際にはデータを確実に保護し、データを失うことがないような方法で行う必要があります。そのために役立つのが Mac 向けハードディスク複製(クローン作成)ソフトウェアです。先ほど説明したように、OS から個人のデータファイルに至るまで、元のハードドライブ上のすべての情報を正確にコピーできます。

より容量の大きい SSD や高速ドライブへのアップグレード

新しい SSD や、より高速なハードディスクを購入した場合は、Intel 搭載 Mac であれば、複製(クローン)によってコンテンツ全体をシームレスに転送できるため、手作業で行う場合に比べて移行時間と手間を大幅に削減できます。Intel 搭載 Mac では、複製(クローン)処理によって、古いハードディスクの内容を新しいドライブへすべてコピーでき、macOS の再インストールや設定を一からやり直す必要はありません。一方、Apple シリコン搭載 Mac では、通常はまず macOS を新しくインストールしたうえで、複製(クローン)からデータと設定を移行する必要があります。

緊急時に備えた起動可能なバックアップの作成

Intel 搭載 Mac では、起動ディスクが故障した場合(よくあることですが)、起動可能なバックアップがあれば、バックアップディスクから直接起動して作業を続けられます。しかし、Apple シリコン搭載 Mac では、署名済みシステムボリューム(SSV)の制限により、複製(クローン)した外付けドライブから起動することはできません。そのため、複製(クローン)したバックアップは、起動ディスクの代替ではなく、主にデータ復旧のソースとして利用されます。このローカルバック方式なら、長時間におよぶ復元作業やデータ破損のリスクを避け、迅速にデータを復旧できます。

新しい Mac へのデータ転送

新しい Mac にデータを転送する場合、ハードドライブの複製(クローン)を行うことで、ファイルや設定をそのまま保持できます。ただし、Apple シリコン搭載 Mac の場合は、通常まず新しいデバイスに macOS を新規にインストールし、Time Machine やサードパーティ製の複製(クローン作成)ソフトウェアを使って、アプリ、個人ファイル、設定を移行する必要があります。この方法で、新しいデバイスにすべての重要なデータや設定を反映できますが、若干の再設定が必要になる場合があります。

macOS のアップグレードや再インストール前の複製(クローン作成)

アップグレードや再インストールは、作業の中断を引き起こすだけでなく、デバイスがフリーズしたり、正常に起動できず読み込みが繰り返されることがあります。こうしたトラブルを避けるには、システムを大幅に変更する前に、バックアップ目的の複製(クローン)を作成するのが有効です。そうすることで、macOS の復旧に失敗したり、アップデートで重大な問題が発生した場合でも、必要に応じて macOS を再インストールした後に、複製(クローン)したバックアップからデータや設定を復元できます。

複数デバイスへの同一環境の設定

さまざまな規模の組織は、複製(クローン)を使って一貫した設定を展開していますが、最近の Mac ではハードウェア固有のセキュリティ機能により、この作業が複雑化しています。ユーザーデータ、アプリ、設定を複製(クローン)してセットアッププロセスを効率化することはできますが、通常は Mac ごとに macOS をインストールして設定する必要があります。特に Apple シリコン搭載 Mac では注意が必要です。

Mac 向けディスク複製(クローン)ソフトウェアに求められる機能とは

複製(クローン作成)ソフトウェアは、起動可能なバックアップの作成から、Appleの最新ファイルシステムやハードウェアとのシームレスな連携まで、あらゆる作業に対応できる必要があります。最適な Mac 向け複製(クローン作成)ソフトを選ぶ際は、次の機能を備えているか確認しましょう。

起動可能な複製(クローン)のサポート

バックアップディスクから直接 Mac を起動できるよう、ブート可能なドライブを作成できるソフトを選びましょう。言わば、車でいうスペアタイヤのような存在です。ブート可能なバックアップは、複製(クローン)が起動ディスクの完全な代替になるため、そのまま使用できます。予期せぬトラブルが起きても、常にバックアッププランが用意されていることになります。ただし、この機能はおもに Intel 搭載 Mac 向けで、Apple シリコン搭載 Mac ではセキュリティの制約により外部ドライブからの起動はできません。Intel 搭載 Macでも、macOS の新しいバージョンでは、セキュリティ機能による制限が生じる場合があります。

増分複製(クローン作成)オプション

増分クローニングは、特に2つの点で優れています。初回クローン以降に変更されたデータのみをコピーすることで、時間を節約でき、そして何よりストレージ容量を節約できます。信頼できる Mac 向け複製(クローン作成)ソフトならば、毎回すべてをコピーする必要はありません。その代わりに、増分方式を採用し、前回のバックアップ以降に新規または変更されたデータだけを複製します。

APFS および HFS+ ファイルシステム互換

macOS では APFS を使用していますが、旧バージョンのシステムは HFS+ を使用していることはよく知られています。ディスク複製(クローン)ソフトウェアは、Apple シリコンプロセッサか Intel プロセッサかに関わらず、両方のファイルシステムに対応できなければなりません。

優れたスケジュール機能および自動化

最初から最後のステップまで複製(クローン)プロセスを自動化し、スケジューリングできれば非常に便利です。そのため、柔軟なスケジュール設定と高度な自動化機能を備えたソフトを選ぶべきです。これにより、毎回複製(クローン作成)を見守る手間を省き、日常業務に集中できます。

リアルタイム検証およびデータインテグリティのチェック

Mac 向けハードディスクローニングソフトウェアには、ソースディスクと外付けドライブを比較することで、データが正しくコピーされたことを検証できる機能が必要です。複製(クローン)にすべてのファイルが正確にコピーされていることが保証されるので、必要な時に正しく復旧できます。

Apple シリコンおよび Intel 搭載 Mac 互換

チップの種類が異なる Mac を複数使っている場合は、互換性のある複製(クローン作成)ソフトが必要になります。つまり、Apple シリコン搭載 Mac Intel 搭載 Mac を指します。そのため、ソフトを選ぶ前に、両方のデバイスで使用できるかどうかを改めて確認してください。

習得が容易な、シンプルで分かりやすい UI

洗練されたユーザーフレンドリーなインターフェイスは、ソフトウェアの機能や性能に次いで重要なポイントです。直感的なインターフェイスならバックアップ作業を素早く開始でき、貴重な時間を無駄にしません。

Mac 向けハードドライブ複製(クローン作成)ツールのベスト 5 比較

市場にはディスク複製(クローン)ソフトがあふれており、それぞれ異なる機能や特徴をうたっているため、最適な製品を選ぶことは一筋縄ではいきません。多くの選択肢があるため、技術的な仕様や宣伝に惑わされ、どのソフトが自分の Mac 環境で本当に信頼できる性能を発揮するのかを見極めるのは困難です。

膨大な情報を整理して理解を助け、調査にかかる時間を節約できるよう、私たちは 2025 年に利用可能な、主要ディスククローニングソフトウェアを評価しました。この分析のポイントは、実運用での性能、Intel Apple シリコン搭載 Mac との互換性、使いやすさ、そして Mac ユーザーに不可欠な機能を重視している点です。ここからは、安定した性能を発揮するおすすめのハードドライブ複製(クローン作成)ツールのベスト 5 をご紹介します。

Acronis True Image

Acronis True Image は、フルイメージバックアップにより、OS からプログラム、設定、ファイル、起動情報まで、すべてをまとめて安全に保護します。ワンクリックの複製(クローン作成)機能により、外付けデバイス、NAS デバイス、ネットワーク共有、クラウドへバックアップできます。また、クロスプラットフォーム対応により、Mac デバイス(macOS コンピューター、iPhoneiPad)だけでなく、Windows Android(スマートフォン、タブレット)デバイスでも利用できます。

直感的でユーザーフレンドリーなインターフェイスにより、世界中のユーザーに対してリモートバックアップが可能です。このプラットフォームは、写真、文書、特定のファイルはもちろん、システム全体を簡単に復旧する機能を備えています。こうした柔軟性は珍しく、さまざまなデータ損失シナリオにおいて優れた能力を発揮します。

その上、複製(クローン作成)、バックアップ、復旧機能に加えて、データを保護し、許可されたユーザーのみがアクセスできるようにする最先端のサイバーセキュリティ機能も備えています。AI と振る舞い分析を駆使したアクティブ脅威対策、ウイルス対策、マルウェア対策、ランサムウェア対策により、デバイスとそこに保存されているすべての情報をサイバー犯罪者の脅威から保護します。つまり、Acronis True Image のライセンスが 1 つあれば、バックアップ、復旧、そして堅牢な保護機能を享受できます。

おもな機能

          フルイメージバックアップ

          アクティブディスク複製(クローン)

          ファイルとフォルダのバックアップ

          クロスプラットフォームでのファイル移行

          増分および差分バックアップ

          類似または異なるハードウェアへの復旧

          ディスクとパーティションのバックアップ

          Outlook および OneDrive を含む Microsoft 365 のバックアップ

          バックアップのスケジューリング

          クラウドストレージ

          ローカルからクラウドへのバックアップ

          クラウド復元

          クラウドの同期および共有

          自動バックアップ

Carbon Copy ClonerCCC

Carbon Copy Cloner は、ファイル単位の復元、フォルダコピー、Mac 全体の復旧、新しい Mac へのデータ移行まで柔軟に行えることから、パワーユーザーに支持されている Mac 向けバックアップおよびディスク複製(クローン)ソフトウェアです。Intel 搭載 Mac では起動可能なバックアップを作成できる一方、Apple シリコン搭載 Mac では主な用途はデータ移行や復旧に限られます。

おもな機能

          フルディスク複製(クローン)

          APFS スナップショットのサポート

          増分バックアップ

          スマートなファイルコピー

          起動可能なバックアップの作成

          ファイルおよびフォルダの同期

          バックアップスケジュールのカスタマイズ

          クラウド専用のファイルバックアップ

          バックアップタスクの自動化

          自動ディスクマウント/アンマウント

          スナップショットを参照した復旧

          特定時点のファイルリカバリ

          モバイルデバイスのバックアップ(iOS

SuperDuper!

SuperDuper は、Mac 向けに広く利用されているディスクコピーおよびバックアップソフトウェアの 1 つです。HFS Plus または APFS ボリュームの Mac ハードドライブに対し、完全に起動可能なバックアップとクローンを作成できます。SuperDuper は、操作の簡便さと高速なフルドライブクローンで知られています。オリジナルドライブの障害時でも、Intel 搭載 Mac でコンピューターを起動可能なハードドライブの正確なコピーを作成できるため、そのようなソフトウェアを探しているユーザーに最適な選択肢です。このソフトウェアには、機能が限定された無償版と、フル機能を備えた有償版があります。

おもな機能

          フルディスク複製(クローン)

          起動可能なバックアップの作成

          スマートアップデート(増分バックアップ)

          バックアップのスケジューリング

          サンドボックスバックアップ

          APFS および HFS+ のサポート

          ファイル単位のコピー

          ディスクイメージの作成

          シェルスクリプトとの統合

          ユーザー定義のバックアップフィルター

          コピーの検証

          APFS スナップショットのサポート

          複製(クローン)ファイルのサポート

          コピー前後のパッケージインストール

          起動ディスクの自動選択

          進行状況の監視(プログレスバー)

          複数のコピーモード(消去してからコピー、スマートアップデート、新しいファイルをコピー)

          Time Machine との統合

          ドライブの自動マウント/アンマウント

ディスクユーティリティ(内蔵ツール)

ディスクユーティリティは、macOS に付属する無償のソフトウェアで、ストレージデバイスの管理に使用され、フォーマット、パーティション作成、ディスクイメージ作成ができます。また、ディスクエラーの修復、ディスクの S.M.A.R.T. ステータスのチェック、複数ディスクの RAID セットへの統合、そしてもちろんデータの安全な消去にも使用できます。つまり、基本的な複製(クローン作成)とイメージ化機能を備えています。しかし、起動可能なクローンは Intel 搭載 Mac のみです。

おもな機能

          First Aid によるディスク修復

          ディスクおよびボリュームの検証

          ストレージデバイスのフォーマット

          ディスクのパーティション作成

          稼働中のパーティションサイズ変更

          APFS ボリューム管理

          ディスクイメージの作成(.dmg/.cdr

          ディスクイメージのマウント/アンマウント

          ディスクイメージの変換、圧縮、暗号化

          ディスククローン作成と復元

          APFS コンテナ管理

          パーティションスキームの変換(APM/GPT/MBR

          ストレージスペースの分析

          ファイルシステムフォーマットの選択

          暗号化ボリュームの作成

          起動ディスクの管理

          外部デバイスのマウント/イジェクト

          コマンドラインインターフェイス(diskutil/hdiutil

          マルチフォーマット互換

          起動可能なメディアの作成

          ボリュームのバックアップおよび復元

          ディスクの整合性検証

Clonezillaadvanced

Clonezilla は、ディスク複製(クローン作成)、ディスクイメージング、システム展開ユーティリティのオープンソーススイートです。インストール環境で動作し、USB フラッシュドライブ、CD/DVD-ROM、さらには Android のスマートフォンやタブレットから起動して、強力なベアメタルバックアップおよび展開のソリューションとして機能します。

このプラットフォームは、ディスク複製(クローン作成)においてインテリジェントな手法を採用しており、ブロック単位のセクタごとのコピーを実行できます。また、通常は使用済みブロックのみをコピーするファイルシステム認識型の手法を使用することで、効率を高めています。Clonezilla Live 1 つの端末に使用され、Clonezilla Lite Server はネットワーク展開に使用されます。Clonezilla SEServer Edition)は大規模マルチキャスト展開に使用され、40 台以上のコンピューターを同時に複製(クローン)できます。このソフトウェアはおもに技術に精通したユーザーが使用し、一般ユーザーが使用することは少なく、操作方法を習得するには時間がかかります。

おもな機能

          ディスク間複製(クローン作成)

          ディスクのイメージバックアップ

          イメージからディスクへの復元

          パーティションレベルの複製(クローン作成)

          ディスク全体の複製(クローン作成)

          ファイルシステム認識型コピー

          ブロック単位のセクタコピー

          使用されているブロックのみの保存

          複数ファイルシステムのサポート(ext2/3/4NTFSFATHFS+APFS など)

          ネットワークストレージの展開(SSHSambaNFSWebDAV

          圧縮のサポート

          ベアメタルリカバリ

          大規模同時複製(クローン作成)40 台以上の mac

          PXE ネットワーク起動

          割合を指定したパーティションテーブルの作成

          ファイルシステムの自動サイズ変更

          ソースディスクの検証

          VMware VMFS のサポート

          起動デバイスの柔軟性

Mac ハードディスクドライブの複製(クローン作成)手順: Acronis True Image

Acronis True Image ならば、Mac のハードドライブの複製(クローン)はとても簡単で、ゲーム感覚で行えます。必要なのは外付けドライブだけです。より分かりやすくするために、こちらがステップごとの手順ガイドになります。

ステップ 1作業前の準備:

          Mac 上で Parallels Desktop の仮想マシンが動作中の場合は、それらを停止させる必要があります。

          ソース(クローン元)ディスクとターゲット(コピー先)ディスクが Mac に接続されていることを再確認してください。別の Mac デバイスを接続する必要がある場合は、ターゲットディスクモードで接続されていることを必ず確認してください。

ステップ 2Acronis True Image を起動します。そしてサイドバーで「ディスククローニング」をクリックします。

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ステップ 3 デフォルトでは、内蔵システムドライブが常に複製(クローン)元として選択されています。クローン元を変更したい場合は、クローン元アイコンをクリックし、クローンしたいドライブを選択します。次に、クローン先ディスクを選択します。

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重要: クローン作成を開始すると、ターゲットドライブがフォーマットされ、保存されている情報はすべて消去されるのでご注意ください。ターゲットディスクには、複製(クローン)処理に影響を与えるような容量制限がないことを確認してください。ターゲットディスクに貴重なデータが入っていない、または空であることを確認してから先に進んでください。

ステップ 4「クローン」を左クリックして処理を開始します。

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          ターゲットディスクにデータが残っている場合、ソフトウェアはターゲットディスクをフォーマットするかどうかの確認を求めますので注意してください。「フォーマット」をクリックして先に進みます。

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クローン作成後の手順

ステップ 1データの複製(クローン作成)が正常に完了したら、クローンされたディスクが想定どおりに動作していることを確認してください。そのためには、コンピューターをシャットダウンし、プライマリハードドライブを複製(クローン)済みのドライブに交換するだけです。その後、コンピューターを起動し、問題なく起動するか、またデータやアプリ、設定がすべて引き継がれているかを確認してください。

ステップ 2コンピューターの電源を入れて、起動可能なクローンをテストします。Intel 搭載 Macの場合、起動時に Option キーを押したままにすると起動ドライブを選択できます。また、システム設定の「起動ディスク」でも選択可能です。Apple シリコン搭載 Mac では、起動可能なクローンはセキュリティの制約により通常動作しないため、この手順はおもに Intel 搭載 Mac 向けの手順です。すべてが正しく行われていれば、Mac は、プライマリハードドライブを使用しているかのように、クローンドライブから起動するはずです。

一般的なユースケースおよびその対処法

実際の運用では、Mac のハードドライブを外付け SSD に複製(クローン)したり、新しい MacBook にデータを移行したり、複製(クローン)した macOS バージョンでデュアルブート設定を使用したり、復旧目的で使用するなど、さまざまな状況に直面します。Acronis True Image のような Mac 向けハードドライブ複製(クローン作成)ソフトウェアを使えば、どれほど簡単になるでしょうか。そこで、このようなソフトウェアが確実に作業を迅速化し、より安全で信頼性の高い方法で効率化できる、代表的なユースケースについて解説します。

新しい MacBook へのデータ移行

新しい MacBook を購入したものの、移行すべきデータ量の多さに悩んでいる方も多いでしょう。Acronis True Image を使えば、こうした懸念は払しょくされます。Mac 間の移行を手間なくスムーズに実行できます。具体的には、この記事の前半で説明したステップごとの複製(クローン作成)手順にしたがって、古いドライブを外付けドライブに複製(クローン作成)してください。

それが完了したら、新しく作成したバックアップディスクを新しいコンピューターに接続します。Apple シリコン搭載 Mac の場合は、まず macOS を新たにインストールしたうえで、クローンからデータとアプリを復元します。Intel 搭載 Mac の場合は、クローン全体を復元できる可能性があります。すべての設定、アプリ、個人ファイル、その他のファイルが元の状態のまま表示されるため、すべてを 1 から再インストールする煩わしい手作業を省くことができます。

クローンした macOS によるデュアルブート設定

Mac に標準搭載されている Apple のディスクユーティリティを使用して別の APFS ボリュームを作成し、そのボリュームに macOS の新しいコピーをインストールします。その後、Acronis True Image を使ってアプリと設定を移行すれば、メインの環境を危険にさらすことなく、新しいソフトの展開やシステムのメジャーアップデートを検証できる環境を構築できます。万一テスト中に問題が生じても、元の構成で起動すれば問題ありません。Apple シリコン搭載 Mac にはセキュリティ上の制約があるため、この方法は Intel 搭載 Mac のみに有効です。

災害復旧(ディザスタリカバリ)戦略の一環としての複製(クローン作成)

Mac のデータを正確に複製するには、既存の Time Machine バックアップと並行して、Acronis True Image のスケジュール機能を使用したディスクの複製(クローン)を定期的に行います。増分ファイルの復元は Time Machine に任せ、アクロニスを使用して週次で複製(クローン作成)をします。これにより、不測の事態が生じても、即座にデータを復元でき、きめ細かなファイル復元が可能になります。

専門的な IT 業務工程におけるクローンの活用

多くの IT プロフェッショナルは、Acronis True Image のクロスプラットフォームサポートを使用して、異なる Mac デバイスに標準化された構成を展開するという方法を採っています。この手順は非常にシンプルでありながら高い効果を発揮します。アクロニスを使用して特定のソフトと設定を含むマスターイメージを作成し、必要な数のデバイスに展開するだけです。ただし、最近の Mac はハードウェア固有のセキュリティ機能により、macOS を個別にインストールする必要があるため、この方法では完全な起動可能システムの展開ではなく、アプリ、設定、ユーザーデータの展開に主眼を置いています。これにより、新規採用された従業員のセットアップ時間が短縮され、一貫性が保たれるメリットがあります。

セキュリティおよびプライバシーへの配慮

異なるツールを併用すると、データや機密情報が適切に保護されているかどうかを考えざるを得ません。

          複製(クローン)により、パスワードやログイン情報はコピーされますか?

はい、複製(クローン作成)ソフトを使用すると、キーチェーンデータベース、保存されたブラウザのクッキー、さらにはアプリのトークンなど、ディスク上のすべてのデータがコピーされます。そのため、ユーザーボリュームを複製(クローン)すると、こうした暗号化された機密情報もターゲットディスクにコピーされます。ただし重要な点として、キーチェーンは暗号化されたままであり、保存されている認証情報にアクセスするには、元の Mac のログインパスワードが必要です。つまり、認証情報が外部に露出することはなく、リスクが高まることもありません。

なお、ブラウザのセッションクッキーも引き継がれることで、セッションの有効期限が切れるまで Web サイトログインしたままになる可能性があることに留意してください。万全な保護を確保するための推奨事項として、クローン元と保存先の両ディスクを暗号化し、クローンを元のディスクと同様に扱うことが重要です。

          複製(クローン作成)後の元ドライブの安全な消去

古い Mac を手放したり、処分する予定はあるでしょうか?その場合は、まずクローン環境でデータに問題なくアクセスできることを必ず確認してください。Intel 搭載 Mac の場合は、クローンが起動するかどうかをテストします。Apple シリコン搭載 Mac の場合は、クローンからファイルやアプリにアクセスでき、復元可能であることを確認してください。そうすれば元のディスクを安全に消去できます。Apple シリコン/T2 搭載 Mac の場合は、「すべてのコンテンツと設定を消去」を使用します。その他の Mac の場合は、macOS リカバリのディスクユーティリティで起動し、安全な消去を行います。

FileVault による暗号化は推奨される最善の方法です。暗号化されたドライブを消去すると暗号化キーが破壊され、物理的なデータブロックが残っていても以前のデータは復元できなくなります。

          暗号化でクローンデータを保護

暗号化は、あらゆるレベルでデータ保護を実現する最も効果的な方法の 1 つです。そのため、Mac 向けハードディスク複製(クローン作成)ソフトウェアを使用する際は、データの暗号化を優先してください。USB ドライブや外付けディスクにバックアップする場合は、そのデバイスも必ず暗号化してください。多くのベンダーが暗号化された保存先や、細かい除外設定に対応しています。Acronis True Image は、AES 256 ビット暗号化アルゴリズムを使用してバックアップファイルを暗号化し、パスワードを知らなければ内容が読めないように保護します。

まとめ

今日、企業でも家庭でも複製(クローン作成)ソフトウェアが必要とされています。デバイスは紛失や故障のほか、マルウェアやウイルス、ランサムウェアに感染する可能性があるからです。

また、データを保護し、データ移行を容易にし、企業のビジネス継続性の維持にも役立つからです。ハードウェアのアップグレード、複数システムの複製、フェイルセーフな復元戦略の構築が必要な場合、適切なソリューションを選ぶことが非常に重要です。

また、複製(クローン作成)は、バックアップの完全な代替にはならない点も理解しておいてください。クローンはデータに即座にアクセスできるメリットがありますが、バックアップに備わるバージョン管理、圧縮、増分機能は提供できません。ハードドライブの複製(クローン作成)は、即時のデータ復元やハードウェアのアップグレード(Mac を新しい機種に交換)に最適です。一方で、バックアップはランサムウェア対策(身代金の支払いを回避)、誤削除への備え、そしてデータの長期保管に最適です。

複製(クローン作成)ソフトを購入する代わりに、Acronis True Image のような複製(クローン)からバックアップ、インスタントリカバリ、サイバー保護機能までを 1 つで提供するプラットフォームを選んでください。これにより、複製(クローン作成)をデータ保護戦略の一環として利用することができ、即時アクセス可能なクローンをスケジュールされたバックアップや離れた場所にあるストレージ、クラウドソリューションと組み合わせることができます。アクロニスは、直感的で信頼性の高いディスク複製(クローン作成)体験を提供し、バックアップ、セキュリティ、自動化を 1 つの強力なプラットフォームに統合します。ユーザーフレンドリーでシンプルなインターフェイスとエンタープライズグレードの保護機能により、堅牢なバックアップと即時複製(クローン作成)機能を安心してご利用いただけます。

アクロニスの復元時間

          低速メディアでは 2040

          SSD や高性能なストレージを使用すればさらに短縮可能

手動リセット/再インストール時間

          macOS の再インストールだけで 2060

          アプリの再インストール、設定、アカウントへのサインイン、ファイルの復元に 24 時間以上

          システムの複雑さ次第で所要時間はさらに延長

ぜひ賢い選択をして、はやめに安心を手に入れてください。いますぐAcronis True Image をお試しいただき、システムを保護する複製(クローン作成)バックアップを体験ください。

よくあるご質問(FAQ

ドライブをクローンすると、macOS もコピーされますか?それともデータだけですか?

はい、クローンしたドライブには、macOS、アプリ、システム環境設定、ユーザーアカウント、そしてすべての個人ファイルが含まれます。ただし、起動可能かどうかは、Mac のモデルや macOS のバージョンによって異なることに注意してください。たとえば、Apple シリコン搭載 MacM1/M2/M3)は外付けドライブからは起動できません。一方で、Intel 搭載 Mac でも macOS Big Sur 以降では、Appleの署名付きシステムボリュームセキュリティ機能により、起動が制限される場合があります。そのため、最近では多くの複製(クローン作成)アプリが、起動可能なクローンではなく、データのみのバックアップに重点を置くようになっています。

起動できない Mac でもクローンを作成できますか?

はい、起動できない Mac でもクローンは作成できます。Intel 搭載 Mac の場合は、ターゲットディスクモードを使用する必要があります(サポートされていて、T2 チップの設定で無効化されていない場合)。リカバリモードで起動可能な Apple シリコン搭載 Mac では、macOS リカバリのディスク共有機能を使用します。これで他の Mac に内蔵ストレージをマウントできるようになります。

Apple シリコン搭載 Mac が起動できない場合は、Apple Configurator 2 または Apple デバイスアプリで DFU モードを使用します。これらの方法により、ソースディスクを保存先ディスクに複製(クローン作成)したり、保存先ディスクに macOS をインストールしてデータを移行することができます。お使いの Mac ストレージが取り外し可能な場合(Mac Pro、旧世代の iMacMacBook)、ドライブを直接取り外し、USB/Thunderbolt/SATA 経由で接続することができます。複製(クローン作成)後は、新しいディスクから起動するか、macOS を新規にインストールしたうえで、移行アシスタントを使ってデータを転送してください。

クローンを使ってランサムウェアやマルウェアから復元できますか?

はい、クローンを使って Mac をランサムウェアやマルウェアから復元できます。ただし攻撃を受ける前に作成されたクローンに限ります。そうでないと、感染も復活してしまいます。クローンに感染がないことを 100% 確認したうえで使用してください。オフラインで保存された不変バックアップなら、暗号化や破壊がほとんど不可能なため最も安全です。したがって、必ず 1 つは備えるようにしましょう。

外付け SSD は必須ですか?それとも HDD でも大丈夫ですか?

Mac のハードドライブは、SSD でも HDD でも複製(クローン作成)できます。どちらもシステムのクローンを安全に保存できますが、SSD を使用すると複製(クローン作成)行程が 35 倍速くなります。また、クローンから起動する際の長期的なパフォーマンスも向上します。HDD のメリットは、価格が安く、信頼性も高い点です。したがって、高速なデータ転送を重視するか、コストを抑えるか、ご自身のニーズに合わせて最適なドライブを選択してください。

Acronis について

Acronis は、2003 年にシンガポールで設立されたスイスの企業で、世界 15ヵ国にオフィスを構え、50ヵ国以上で従業員を雇用しています。Acronis Cyber Protect Cloud は、150の国の26の言語で提供されており、21,000を超えるサービスプロバイダーがこれを使って、750,000 以上の企業を保護しています。