2018年5月8日
プレスリリース

アクロニス、Acronis Disaster Recovery Cloudの提供を開始

使えるねっと社の使えるクラウドバックアップでサービスの提供を開始

次世代データ保護におけるグローバルリーダであるアクロニス・ジャパン株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役 大岩憲三、以下アクロニス)は本日、サービスプロバイダー向けプラットフォーム「Acronis Disaster Recovery Cloud (アクロニス ディザスタ リカバリ クラウド)」のサービスを、使えるねっと株式会社に提供しているAcronis Backup Cloudをベースとした「使えるクラウドバックアップ」でサービスの提供を開始することを発表いたしました。

Acronis Disaster Recovery Cloudとは
Acronis Disaster Recovery Cloud」は、サービスプロバイダーを対象とする「Acronis Data Cloud (アクロニス データ クラウド)」 プラットフォームの一部です。このソリューションは、クラウドインフラを利用して、顧客の重要なITシステム、アプリケーション、データを即時復旧することにより、重要なワークロードを保護します。

データの不断の可用性を求める顧客の需要に対応し、サービスプロバイダーの新たな収益の仕組みを提供するために設計されています。この製品を使用することで、サービスプロバイダーは 「Acronis Backup Cloud」のユーザーに必要に応じてディザスタ リカバリのサービスを簡単に追加することができます。「Acronis Disaster Recovery Cloud」は、事前の投資やトレーニングを必要とせず、アップセルを非常にシンプルに行えます。特に、ディザスタ リカバリや完全なデータ保護を初めて使用するお客様にとっては、最も簡単で、かつ最も手頃なソリューションとなります。

Acronis Data Cloud」は、最も一般的なホスティング自動化プラットフォームであるプロフェッショナル サービスオートメーション(PSA)システムと、リモート監視および管理 (RMM)ツールとのネイティブ統合を提供しています。「Acronis Data Cloud」プラットフォームに含まれている 「Acronis Disaster Recovery Cloud」によりサービスプロバイダーは、このプラットフォームを通して、最も一般的なホスティング オートメーション プラットフォーム ツール、プロフェッショナル サービス オートメーション(PSA)システム ツール、リモート監視および管理 (RMM)ツールを使用することにより、単一のインストールおよびネイティブ統合環境から、バックアップディザスタ リカバリ、およびファイル同期・共有のサービスを提供することができます。

本サービスプラットフォームは、すでにアメリカおよびヨーロッパでリリースしており、今回日本やアジア太平洋諸国で 「Acronis Disaster Recovery Cloud」をローカル データ ストレージで利用できるようになったことに伴い、顧客はデータ主権の法律に完全に準拠できるようになりました。日本では、実績のある使えるねっと株式会社が、このプラットフォームによって新たにディザスタリカバリサービスを提供します。使えるねっと株式会社は、日本に本社を置くユーザーにセキュアなストレージと現地サポートを提供します。

サービスプロバイダーにとってのメリットとは
「Acronis Disaster Recovery Cloud」 は、サービスプロバイダー用に構築されたバックアップおよびディザスタ リカバリの統合ソリューションです。すばやく、簡単に導入することができ、事前投資を必要としません。サービスプロバイダーはこの単一ソリューションを通して全体的なデータ保護サービスを実現し、顧客にコスト効果の高い方法で完全なデータ保護を提供することができます。このソリューションは、定評のある「Acronis Backup Cloud」の信頼性を基に構築されていて、重要なITシステム、アプリケーション、およびデータをアクロニスのクラウド インフラストラクチャを利用して保護するとともに、短時間で復旧させることができます。

また、ランサムウェアに対して人工知能(AI)ベースのアクティブなランサムウェア対策を実施、ゼロデイ ランサムウェア攻撃からバックアップを保護します。

Acronis Disaster Recovery Cloud

クラウドとローカルどちらの復元にも対応
「Acronis Disaster Recovery Cloud」 は、クラウド上のリカバリサイトへの高速オフサイトフェイルオーバーを実現しています。サイト全体の停止が発生した場合、本番環境のワークロードをクラウドデータセンター上のマシンに数秒で切り替えることができ、顧客は業務をすぐに再開することができます。さらにAcronis Instant Restore™によるオンサイトリカバリにも対応しています。単一サーバー障害が発生した場合、Windows/Linuxの物理システムまたは仮想システムのバックアップをVMware仮想マシン(VM)として実行することで、ローカルでマシンを復旧することができます。

オフサイト フェイルオーバーの使用中に、顧客は本番環境ワークロードをクラウドデータセンター内のマシンに数分間で切り替えることができ、ビジネス データの可用性を数分間で復元することができます。また、オンサイト リカバリ中に物理または仮想 Windows/Linuxシステムのバックアップを仮想マシンとして実行することにより、障害の発生したサーバーをリカバリできます。

使えるねっと株式会社代表取締役 ジェイソン フリッシュ 様 エンドースメント
この度アクロニス・ジャパン株式会社の協力により、弊社「使えるクラウドバックアップ」でAcronis Disaster Recovery Cloudの使用したディザスタリカバリ(DR)オプションのご提供が可能になりました。弊社ではAcronis Backup Cloudを基盤とし、バックアップロケーションを国内外で選択できる「ダブルプロテクト」など独自オプションを設けたOEMプログラムで現在100社程のパートナーにご協力を頂いております。今回のDRオプションもパートナーに提供し、さらなるパートナーの拡大及び拡販に活かしていきたいと思います。

アクロニス プレジデント ジョン ザニ コメント
「Acronis Backup Cloud という、20を超えるさまざまなプラットフォームの保護機能を備えた単一ソリューションをすでに使用されている場合は、Acronis Disaster Recovery Cloudが必要不可欠です。このソリューションは、追加投資をすることなく収益を拡大の機会をもたらすことができます。サービスプロバイダーにとっては、短期間での導入はもちろん高速で、簡単な、信頼できるディザスタ リカバリ サービスを提供することができます。

Acronis Disaster Recovery Cloud詳細について
https://www.acronis.com/ja-jp/cloud/service-provider/platform/integrations/ 


使えるねっとについて

使えるねっとは、18年の実績(1999年~レンタルサーバー事業開始)と長野市で自社運営を行うデータセンターを活かし、レンタルサーバー、クラウドサーバー、VPS、専用サーバーなどのホスティング事業、およびクラウドバックアップ、ファイル同期・共有、仮想デスクトップアプリケーション、クラウド型WAFなどビジネスにおける幅広いニーズに対応可能なサービスを提供しています。さらにディストリビューターとして、100社以上の販売代理店を通じて、様々なサービスを販売しています。使えるねっとは現在、日本のみならずオーストラリア、インドネシア、シンガポール、ベトナムでも広くビジネスを展開しています。
https://www.tsukaeru.net



アクロニスについて:
アクロニスは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)、中小企業(SMB)、およびエンタープライズ企業のIT部門向けに、ネイティブに統合されたサイバーセキュリティ 、データ保護、およびエンドポイント管理を提供するグローバルなサイバープロテクション企業です。アクロニスの効率性に優れたソリューションは、最小限のダウンタイムで最新のサイバー脅威を特定、防止、検出、対応、修復、復元し、データの完全性とビジネスの継続性を確保するように設計されています。 アクロニスは、多様で分散したIT環境のニーズを満たす独自の機能により、MSP向けに市場で最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。

アクロニスは2003年にシンガポールで設立されたスイス企業です。アクロニスは、世界中に45の拠点を擁しており、Acronis Cyber Protectソリューションは150カ国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。
プレス連絡先:
Katya Turtseva
VP of Communications