GFS バックアップ スキームのテープ ローテーションは、作成するバックアップ ポリシー/計画で指定したテープ オプションによって主に定義されます。
GFS が次のように設定されていると仮定します。
主な目的は、この設定でテープ ローテーションを完全自動化することです。
この GFS スキームの実装では、月単位のバックアップは完全バックアップ、週単位のバックアップは差分バックアップ、日単位のバックアップは増分バックアップです。 初回のバックアップは常に完全バックアップです。 したがって、このバックアップ ポリシー/計画を水曜日に開始し、完全バックアップを毎月第 4 金曜日に作成する場合、水曜日の初回のバックアップは増分バックアップではなく完全バックアップになります。
以下のセクションでは、GFS スキームとさまざまなテープ オプションとの組み合わせを示す分析例を紹介します。
これらの例は、自動ローテーションに必要なテープ数がテープ オプションによって異なることを示しています。 テープ ライブラリに自動ローテーションのために十分なテープがないときは、ライブラリに空のテープをロードするよう求める[タスクはユーザーによる操作が必要]ウィンドウが何回か表示されます。