ハイパーバイザ レベルでのバックアップには次のような主な機能があります。
コンピュータ全体あるいは個別のディスクまたはボリュームをバックアップします。
バックアップ中、仮想コンピュータは、稼動、停止、または一時停止にするか、3 つの状態の切り替え中にすることができます。
コンピュータ全体あるいは個別のディスクまたはボリュームを既存の仮想コンピュータに復元します。
このコンピュータへの復元中は、仮想コンピュータを停止する必要があります。デフォルトでは、ソフトウェアによってコンピュータが自動的に停止されます。
エージェントのローカル ファイル システム(Windows の場合のみ)、ネットワーク共有、FTP または SFTP サーバーに個々のファイルおよびフォルダを復元します。
クラスタ化された仮想コンピュータのバックアップと復元。
バックアップされたコンピュータの移行中にバックアップが中断されません。バックアップ計画は、コンピュータを実行しているホストに関係なく実行されます。
エージェントは、最大 10 個の仮想コンピュータを同時にバックアップすることができます。正確な数はユーザーによって定義されます。
エージェントは、ディスクレベルのバックアップを、対応する種類の仮想コンピュータ(VMware ESX(i) または Microsoft Hyper-V)に変換できます。増分バックアップの変換では、最初から作成されるのではなく、これらのコンピュータがアップデートされます。
VMware vSphere のみに適用
すべてのホストに対して 1 つのエージェントから各コンピュータに対して 1 つのエージェントまで必要な数のエージェントを使用して仮想環境を保護します。管理サーバーは、各エージェントに仮想コンピュータを均等に配分します。または、手動でコンピュータにエージェントをバインドすることができます。
VMware vSphere のみに適用
Windows バージョンのエージェント for ESX(i) では、ESX(i) ホストからオフロード バックアップができます。
VMware vSphere のみに適用
手順はバックアップ計画に仮想コンピュータを含めるだけです。vCenter サーバーとの統合を設定するときに許可した場合、エージェントはバックグラウンドで配置および構成されます。
VMware vSphere のみに適用
仮想アプライアンスのエージェント for ESX(i)に専用の仮想ディスクを追加することで、LAN を経由せずにストレージへ直接バックアップできます。
VMware ESX(i) 4.0 以降への適用
ESX(i) の Changed Block Tracking(CBT)機能を使用して、ESX(i) 仮想コンピュータの増分および差分バックアップの実行を高速化します。
VMware ESXi にのみ該当
Unified Extensible Hardware Interface(UEFI)を使用している仮想コンピュータをバックアップおよび復元します。同じブート ファームウェアを使用している仮想コンピュータに UEFI ベースの物理コンピュータを変換します。
通常の ESX(i) 仮想コンピュータと同じ方法で仮想コンピュータ テンプレートをバックアップおよび復元します。