Microsoft SQL

Microsoft SQL Server インスタンスの一覧表示

• ローカル コンピュータ上にある Microsoft SQL Server インスタンスを一覧表示します。

  acrocmd list mssql_instances

• 名前に「WEB」フラグメントが含まれているリモート コンピュータ上の Microsoft SQL Server 2005 のインスタンスを一覧表示します。

  acrocmd list mssql_instances --host=192.168.1.2 --credentials=user1,pass1 --filter_edition=2005 --filter_name=WEB

Microsoft SQL データベースの一覧表示

• リモート コンピュータ上にある Microsoft SQL Server インスタンスのデータベースを一覧表示します。--credentials パラメータは --instance パラメータの後には指定できないため、指定されたインスタンスに接続するには Windows 認証（--host パラメータの後に指定される認証）が使用されます。

  acrocmd list mssql_databases --host=192.168.1.2 --credentials=user1,pass1 --instance=WEBSERVER

• 「NEWSERVER」インスタンスのデータベースのうち、名前に「account」フラグメントが含まれるデータベースのみを一覧表示します。--credentials パラメータは --instance パラメータの後には指定できないため、インスタンスに接続するには SQL Server 認証が使用されます。

  acrocmd list mssql_databases --instance=NEWSERVER --credentials="SQL user",pass --filter_name=account

Microsoft SQL サーバーのバックアップ

この操作は backup disk コマンドを使用して実行されます。「シングルパスのディスクおよびアプリケーションのバックアップ」の「ディスクとボリューム」セクション内の例を参照してください。

Microsoft SQL データベースの復元

• アーカイブの最新バックアップからデータベースを復元します。--target パラメータは指定されないので、元のインスタンスにデータベースが復元されます。コマンドを実行するユーザーは、このインスタンスで sysadmin ロールのメンバである必要があります。このインスタンス内に同じ名前のデータベースが存在する場合、そのデータベースは上書きされます。Microsoft SQL ネイティブのバックアップから追加のトランザクション ログを復元できるように、データベースが norecovery 状態から復元されます。

  acrocmd recover mssql_database --loc=\\srv1\backups --credentials=netuser1,pass1 --arc=machine1_app --items=WEBSERVER/Accountants --overwrite --database_state=norecovery

• 指定したバックアップからインスタンスのすべてのデータベースを抽出します。トランザクション ログ ファイルとともにデータベース ファイルがネットワーク共有に保存されます。

  acrocmd recover mssql_database --loc=\\srv1\backups --credentials=netuser1,pass1 --arc=machine1_app --backup=XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX --items=NEWSERVER --target=disk --disk_location=\\host\share --credentials=netuser,pass

• 指定したバックアップから 2 つのデータベースを復元します。データベースは別のインスタンスに復元されます。そのインスタンス内に同じ名前のデータベースが存在する場合、復元されたデータベースの名前が変更されます。--database_state パラメータは指定されないので、データベースは recovery 状態で復元されて使用できるようになります。

  acrocmd recover mssql_database --loc=bsp://storage_node1/my_vault --arc=my_archive_app --backup=XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX --items=WEBSERVER/Accountants,NEWSERVER/Anna --target=another_instance --destination_instance=SUPERVISION --credentials="SQL user",pass2 --database_location=D:\databases --autorename

  コマンドを実行するユーザーが復元先インスタンスで sysadmin ロールのメンバである場合、--credentials パラメータを --destination_instance パラメータの後に指定する必要はありません。メンバでない場合は、sysadmin の資格情報を指定する必要があります。