ブータブル メディア使用時の操作

ブータブル メディアを使用して起動したコンピュータでの操作は、オペレーティング システムでのバックアップと復元によく似ています。両者の違いは次のとおりです。

  1. Windows スタイルのブータブル メディアで表示されるディスクのドライブ文字は、Windows で識別されるドライブと異なる場合があります。たとえば、起動用ユーティリティにおける D: ドライブが、Windows では E: に対応することがあります。

    注意!安全のために、各ボリュームに一意の名前を割り当てておくことをお勧めします。

  2. Linux スタイルのブータブル メディアでは、ローカル ディスクとボリュームがマウント解除(sda1、sda2...)として表示されます。
  3. ブータブル メディアを使用して作成したバックアップの名前は、簡易ファイル名です。標準の名前がバックアップに割り当てられるのは、それらのバックアップが標準ファイル名前付けが使用されている既存のアーカイブに追加される場合か、保存先で簡易ファイル名がサポートされていない場合のみです。
  4. Linux 形式のブータブル メディアでは、バックアップを NTFS 形式のボリュームに書き込むことはできません。Windows 形式に切り替える必要があります。
  5. ブータブル メディアの形式を Windows と Linux で切り替えるには、[ツール] > [ボリューム表記の変更] を選択します。
  6. メディア GUI には [ナビゲーション] ツリーはありません。ビューの間を移動するには、[ナビゲーション] メニューを使用します。
  7. タスクのスケジュールは設定できない。つまり、タスクはまったく作成されません。操作を繰り返す必要がある場合は、操作手順を最初から設定します。
  8. ログは、現在のセッションの期間内だけ有効です。ログ全体またはフィルタ処理されたログ エントリをファイルに保存できます。
  9. [アーカイブ] ウィンドウのフォルダ ツリーには、集中管理用格納域は表示されません。

    管理対象の格納域を表示するには、以下の文字列を [パス] フィールドに入力します。

    bsp://node_address/vault_name/

    管理対象外の集中管理格納域にアクセスするには、格納域のフォルダのフル パスを入力します。

    アクセス ログイン情報を入力すると、格納域に配置されているアーカイブの一覧が表示されます。

このセクションの内容

ディスプレイ モードの設定

iSCSI デバイスと NDAS デバイスの構成