格納域とは、バックアップ アーカイブを保存する場所です。格納域は、簡単に使用したり管理できるように、アーカイブのメタデータに関連付けられています。このメタデータを参照することにより、格納域に保存されたアーカイブとバックアップの処理をすばやく簡単に行うことができます。
格納域は、ローカル ドライブまたはネットワーク上のドライブ、取り外し可能なメディア、または Acronis Backup & Recovery 10 ストレージ ノードにアタッチしたテープ デバイス上に構成できます。
格納域のサイズまたは格納域内のバックアップの数を制限する設定はありません。クリーンアップを使用して各アーカイブのサイズを制限できますが、格納域に保存するアーカイブの合計サイズはストレージのサイズによってのみ制限されます。
集中管理用格納域と個人用格納域
集中管理用格納域とは、管理サーバーの管理者によって割り当てられ、バックアップ アーカイブのストレージとして使用されるネットワーク上の場所です。集中管理用格納域は、ストレージ ノード(管理対象の格納域)によって管理することも管理対象外にすることもできます。
コンソールを管理対象のコンピュータに直接接続して格納域を作成した場合、この格納域は個人用格納域と呼ばれます。個人用格納域は、管理対象のコンピュータごとに固有です。
[格納域]ビューの操作方法
[格納域](ナビゲーション ペイン上) - 格納域ツリーの最上部にある要素。この項目をクリックすると、集中管理用格納域と個人用格納域のグループが表示されます。
[集中管理]。このグループは、コンソールが管理対象のコンピュータまたは管理サーバーに接続されている場合に有効です。このグループを展開すると、管理サーバーの管理者が追加した集中管理用格納域の一覧が表示されます。
格納域ツリー内の任意の集中管理用格納域をクリックすると、この格納域の詳細ビューが開き、格納域とそこに保存されたアーカイブおよびバックアップに対して操作を実行できます。
[個人用]。このグループは、コンソールが管理対象のコンピュータに接続されている場合に有効です。このグループを展開すると、管理対象のコンピュータで作成された個人用格納域の一覧が表示されます。
格納域ツリー内の任意の個人用格納域をクリックすると、この格納域の詳細ビューが開き、格納域とそこに保存されたアーカイブおよびバックアップに対して操作を実行できます。