volume

コマンド: backup disk および backup vm

--volume=<ボリューム番号>

このパラメータは、backup disk および backup vm コマンドでバックアップするボリュームを指定します。

次のように、ボリューム番号を <ディスク番号>-<ボリューム番号>,の形式で指定します。

--volume=1-1,1-2

次のように、ダイナミック ボリューム（Windows）または論理ボリューム（Linux）を DYN プレフィックスまたはその GUID で指定します。

--volume=DYN1
--volume=e6ee6edc-d1ba-11d8-813e-806e6f6e6963

すべてのダイナミック ボリュームまたはすべての論理ボリュームをバックアップするには、次を指定します。

--volume=DYN

次のように、ベーシック ボリュームとダイナミック ボリュームの両方をドライブ文字で指定することができます。

--volume=C

たとえば次のように、混在した表記も使用できます。

--volume=1-1,E,e6ee6edc-d1ba-11d8-813e-806e6f6e6963

ディスク番号、ボリューム番号、ボリュームのドライブ文字、および GUID を表示するには、 list disks コマンドを使用します。GUID の全体を表示するには、--output=raw パラメータを追加します。

次のように、--disk および --volume パラメータを 1 つのコマンドで使用することができます。

--disk=1 --volume=E

--disk パラメータも --volume パラメータも指定しない場合、コンピュータのディスクがすべてバックアップされます。

コマンド: recover disk、recover vm、mount

--volume=<volume number>

次のように、ボリューム番号を <ディスク番号>-<ボリューム番号>,の形式で指定します。

--volume=1-1,1-2

次のように、ダイナミック ボリューム（Windows）または論理ボリューム（Linux）を DYN プレフィックスで指定します。

--volume=DYN1

次のように、ベーシック ボリュームとダイナミック ボリュームの両方をドライブ文字で指定することができます。

--volume=C

たとえば次のように、混在した表記も使用できます。

--volume=1-1,E,DYN1

バックアップに含まれるディスクおよびボリュームを表示するには、 list content コマンドを使用します。

コマンド: create asz

--volume={<ボリューム番号>|all}

このパラメータは、create asz コマンドで、ディスクの未割り当て領域が充分でない場合に Acronis セキュア ゾーン 用の空き領域を取得するボリュームを指定する場合に使用します。空き領域は、各ボリュームのサイズに比例して分配されます。--volume=all を指定した場合、指定したディスクのすべてのボリュームから空き領域が取得されます。

このパラメータがない場合、Acronis セキュア ゾーン によって未割り当て領域のみが使用されます。

コマンド:

--volume={<ボリューム番号>|all}

resize asz コマンドを使用して Acronis セキュア ゾーン を増やす場合、前述の create asz コマンドと同様に動作します。

このコマンドで Acronis セキュア ゾーン を減らす場合、このパラメータにより空き領域を追加するボリュームが指定されます。領域は各ボリュームに対して均等に分配されます。--volume=all を指定すると、空き容量はゾーンがあるディスクのすべてのボリュームに追加されます。--volume パラメータを指定しないと、空き領域は未割り当てになります。

コマンド: delete asz

--volume=<ボリューム番号>

delete asz コマンドでは、このパラメータにより Acronis セキュア ゾーン の削除後に空き領域が追加されるボリュームが指定されます。領域は各ボリュームに対して均等に分配されます。このパラメータを指定しないと、空き領域は未割り当てになります。